昨晩から降り始めた雪は、午前6時過ぎでだいたい15センチメートルぐらい積もり、更に降り続いている。朝食時に、長野県山岳遭難救助隊の隊員が宿泊客全員を前にして「今日は山に登るのはやめてください」と、はっきり要請。まあ、それは云われるまでもなく当然だろうと思う。そういう状況判断が出来ない輩は、こんな時期に穂高へは来ない方がよろしい。現状、ザイテングラード辺りでは表層雪崩の危険度はかなり高そうで、想像しただけで肌が粟立ってくる。
でも小屋に泊まっているような軟弱派(含、我々)には、こんな天気でも登頂しようなどとテンションが高い輩はいない。我々を相手にするよりは、テント泊の若者を集めて訓辞した方がいいだろう。でもまあそんな無鉄砲な輩はもう、この時間には歩いているだろうから手遅れか。
勿論、我々は単に下るだけだから、予定の行動である。しかし、涸沢カールからの下り始めは雪の状態が少々気になる。何人か下り始めたのを見極めたところで、我々も後に続くこととした。
下っていくと、雪はいつのまにか雨に変わった。雪崩れの後が其処此処にある。恐らくは未明頃に雪崩れたようだ。流石にもう、谷の底(我々が歩いているところ)まで雪崩がやってくるような感じではないが、それでも時折、上方の岩壁を滑り降りる小雪崩の音が谷に響き、思わず見上げる。
本谷橋はいつの間にか通過、虎口は脱したようだ。あとは淡々と左岸を進み、横尾に到着。ここまで夏のコースタイム通りの2時間ちょうど。下りは全く楽チンだ。あとは梓川沿いにのんびりと下る。途中、腹が減ってきたので、また徳澤園の「よりみち食堂」に寄って山菜うどん(800円税込)を喰うことにした。女子連はソフトクリーム。流石に未だ、あと2時間歩かねばならず、ビールはなんとか我慢した。うどんはつるつるで、なかなか美味かった。

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