今月の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」もやっぱり新橋。新橋には、昭和の雰囲気が残っている居酒屋街が多いが、それでもいつのまにか或る場所の店は入れ替わっていて、新しい店ができていたりする。そうすると、そこには以前、どんな店が有ったのかと思いをはせてみても、もう思い出せない。そうやって気が付かないうちに、新橋も徐々に変わってきている。
今回の「土佐清水ワールド」という店も、いつの間にか出来ていた。というかそれ以前に、この店が入っている雑居ビル「GEMS新橋」自体が、いつの間にか出来た。ちょっとググってみると、やはりこのビルも店も2018年9月25日(月)にオープンとのこと、まだ半年しか経っていない。
このビルは、1階から9階まで各階に1軒ずつ、全部飲食店だ。野村不動産が仕掛けた新しいコンセプトだと。「土佐清水ワールド」は2階なので階段で行こうとしたが、見つけられず、結局エレベータに乗る。出来立てなので、エントランスもエレベータもピカピカでモダン。新橋らしさが無い。
もう小生以外は揃っていて、呑みものと料理をガンガン頼んでいる。エビス生(530円税別、以下同様)で後を追う。この店はその名の通り、酒も料理も土佐。日本酒は先ず、久しぶりの酔鯨(780円)を呑んでみる。その後は久礼(780円)にした。他に、藤娘(680円)、土佐藩(480円)、豊能梅(780円)も味見した。
つまみは、あおさ入り出し巻き玉子(580円)、サバ一番火節(480円)、めじかの干物(580円)、四万十鶏の唐揚げ(680円)、四万十のりコロッケ(480円)、かつお藁幡多流たたき(1,280円)、豪快刺盛大(2,980円)、ブリかま塩焼き(680円)、鯛のかぶと焼き(580円)、フライドポテト(380円)、かつお酒盗(380円)を注文。頼み過ぎで、テーブルに乗り切らない。
なかなか他の居酒屋ではお目にかかれない料理が出てくるので興味深い。個人的には、かつお藁幡多流たたきが美味かった。会計は締めて合計21,700円(税込23,430円)。ひとりあたま4,700円だったが、これならば満足できると思う。新橋界隈には、他にも様々なご当地料理を喰える居酒屋があるので、まだまだ楽しみが多い。
ところで、良く見てみるとこのビルの4階には、仙台で入ったことがある、あの山形蕎麦の店「焔蔵」が入っているし、3階には蒲田で有名な餃子屋「ニーハオ」がある。今度は、どちらかにしてみよう。

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