越後湯沢から大宮まで1時間足らず、一寸ウトウトしていたらもう着いてしまった。まことに速いものだが、上越新幹線は越後湯沢駅を出たら直ぐにトンネルまたトンネルで、上毛高原駅もほんの息継ぎの如く外が見える程度、ほぼ高崎に着くまで眺めが無い。
せっかくの上越国境の眺めは殆ど得られないので、はっきり云ってつまらない。上越新幹線はスピードを取った代償に、景色を失った。車窓の山旅はやはり、在来線(上越線)に限る。上越線には全国的にも珍しいループ線がまだ残っている。しかも、同じ上り線で新潟県内と群馬県内の2ヶ所にあるのは全国で上越線だけ。いつかまたドン行に乗って、久しぶりに味わってみたい。
大宮に着いてもまだ午後4時半、やはり途中下車して東口へ出る。何処へ入ろうかと少々考え、久しぶりに「三悟晶」を覗いてみることにした。暖簾を潜ると、今日はかなりの客入り。チラホラしかいなかった5年前の前回と時間は殆ど同じはずだが、だいぶ違う。何故だろう。でも何とか座れた。
昭和レトロが色濃く残る店、造りは変わっていないが、何となくちょっと小キレイになった感じ。少なくとも、お品書きと暖簾は新調したようである。それが客の入りが変わった理由とは思えないけれど。
小生は、ビールはもう新潟県内で散々呑んで来たので、ここではブラックニッカハイボール(370円税込、以下同様)にした。あてはポテトサラダ(370円)とラビオリ揚げ(370円)。図らずも5年前と同じものを頼んでしまったが、そうそう、この店にはラビオリ揚げがあるのだ。
何故、他の店ではラビオリ揚げがメニューに無いのだろう。不思議だ。ビールか炭酸系の呑みものだったら、間違いなく合うと思うのだが。この店で、ラビオリ揚げがメニューにあるのを見ると、毎度そう感じる。

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