これぞ居酒屋、という感じの「まるよし」ですっかりいい気分になったあとのこと。赤羽に来たのだからやっぱりここはハシゴしようと、アユラシに連れられてぶらり、近くの「いこい」に入る。ここは支店で、本店はやはり赤羽にあるらしい。営業開始はなんと、朝7時だそうだ。
丁度、テーブルがひとつ空いたところで、得たりとそこに座る、じゃなくて立つ。なにせ、ここは立ち呑み屋なのだ。テーブルと云っても、ビールケースを積み重ねて、その上に合板を乗せただけの粗末なテーブル。でもそれだけあればOK、オヤジを満足させるのは至極簡単だ。ビニルシートで囲われた店内には、程良く客が立ち並んで、黙々と呑んで喰っている。意外と静かなのは、独り客が多いせいだろう。
立ち呑み屋で独り黙々と呑むというのは、男の悲哀が漂う。なにやら、真っ直ぐに家に帰りたくない(帰れない)ような事情が見え隠れする気がする。やるせない自らの気持ちを慰めるために、酒の力を借りているように見えるのは考え過ぎか。
一方、女の独り酒も、居酒屋では滅多にあるわけではないものの、全く見掛けない訳では無い。が、女性の場合は悲哀というよりは、独りの時間を楽しんでいるように思える。「ワカコ酒」のイメージが強すぎるせいかも知れない。
それはともかく、さっきはホッピーを呑み続けたので、ここは日本酒にする。ざっと見渡して菊水(コップ1杯300円税込、以下同様)で再び乾杯。つまみにはポテトサラダ(110円)。さすが、立ち呑み価格。最安の日本酒(菊源氏)だったらなんと一杯200円。これだったらセンベロも現実的。
でも立ち呑みは、サクッと呑んでサクッと帰るところが身上。立ち呑みでへべれけになるのは粋じゃあない。ということで、我々も2杯呑んだところでサクッと帰った。いつか、この店に独りで来てみようと思う。

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