今回はわずか2週間のショートステイだったので、出張はあっと云う間に終了、日本への帰途につく。つい最近、ジャカルタからスラバヤへとつながる高速道路が開通したので、スマランへの移動も実にスムーズになった。これまでのように、工事渋滞で気を揉むようなことが無くなったのは大きい。
一方で、車窓からの生活観溢れる風景が見られなくなったのは、ちょっと残念な気もする。いままで2時間半ほど掛かっていた所要時間は半分になったものの、フライトの出発時間は変わらないので、その分、仕事の時間が長く取れるようになった訳で、俄かに手放しで喜べない感じもする。
何れにしても、帰国の行程は心が軽いし足も軽い。チェックインも手荷物検査もルンルンだ。前回までは、バッゲージはジャカルタで引き取るしか無かったが、今回はそのまま羽田までOKとのこと。新に出来たアフマド・ヤニ空港内のショッピングモールで土産物を物色したあとは、毎度お馴染み、ガルーダインドネシア航空のラウンジへと向かう。
今日は、何時もに較べてやけに人影が少ない。従業員の方が多いくらいだ。この頃お気に入りの場所に荷物を置いたら、ビュッフェ・コーナーに喰い物と飲み物を探す。時間も時間なので、大した食い物が見当たらず。それに飲み物もやっぱり甘ったるいものしか見当たらず。
仕方が無いので甘ったるいお茶をグラスに注いだ後、毒を食らわば皿までの気持ちで、この際甘そうなローカル菓子を喰ってみることにした。ケーキ(焼き菓子)のようだが、かなりしっとりしていて思った通りに極甘。上に乗っているのはココナッツかも知れない。
外を見ると、滑走路の向こう側には真っ黒な雲。良く見ると、雨が落ちているのがわかる程の豪雨。如何にも南国の風物詩。小生が乗る飛行機が果たして飛ぶのかと、心配になるほどのスコールだが、目の前で離陸したバティック・エアの飛行機は、ものともせずに突っ込んでいった。

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