黒斑山は、まだ登ったことがなかった。一度、6年前の3月にスノーシュー登山をプランしたのだが(その時の記録はこちら)、突然の発熱でやむなく参加断念、そのリベンジの機会が漸く今回訪れた。
佐久平から高峰高原までは路線バス利用。ところで事後に知ったのだが、アサマ2000パーク・スキー場で同じく佐久平から無料送迎バス(要予約)を走らせていることに気が付かず仕舞い。普段、スキー場を利用しない者にとっては盲点なのかも知れないが、まさか路線バスで1,380円も掛かるところを、無料で送迎しているとは思わない。
路線バスを走らせているJRバス関東から苦情は出ていないのか、それともスキーのリフト券を持っていないと送迎バスには乗れないのか、それとも登山客は皆、ちっとも送迎バスに気が付かないから結果的に争いは起こらないのか(実際、路線バスの乗り場は長蛇の列なのに、一方、無料送迎バスはガラガラで運転していた)、よく判らない。次の機会には、もうちょっと調べておく必要がありそうだ。
それはともかく、今日は上天気、車坂峠からスノーシューを履いて快調に登った。人気のコースになっているのか、登山者が頻繁に行き交う。黒斑山山頂には団体ツアーが屯していて、しかも中国系の言葉が飛び交う。昨今、インバウンド需要が著しいが、登山ツアーにもその波はやってきている様子である。それにしても大した賑わいだ。雪山をスノーシューで手軽に楽しむ嗜好が高まってきていることを実感する。
無事登頂を果たした後は、下山も快調。首尾よく1時間半ほどでバス停まで戻ってきた。このまま宿へ向かうこともできるが、やっぱりここは汗が引かないうちのビールを呑もうと、スキー場のレストハウスへ向かい「ラクーン」というカフェテリアに入店。まだ15時前、中途半端な時間なのでガラガラ。ビールを呑んでいる輩も見当たらないが、気にせずグビっとやった。
(全天球画像はこちら)

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