藤倉から浅間尾根を越えて「数馬の湯」でさっぱりした後、バスに乗り武蔵五日市駅の一つ手前の東町BSで途中下車。時間はまだ4時前、目当ては、たしかこの時間でも入れた「音羽鮨」だが(その時のレポはこちら)、行ってみると閉まっている。入口には、夜の部は4時半から、との表示。3年前が偶々だったのか、それとも中休みをするようになったのかは判らないが、とにかく残念無念。
近所には蕎麦処の「寿庵忠左衛門」もあるが、やっぱり4時半にならないと開かない。夜の部が始まるまで中休みという「音羽鮨」にフラれ、「寿庵忠左衛門」にもフラれたので(そう云えば今日は朝からハプニング続き)、どうしようかとやや困ったが、偶々目の前にあった「魚治」に暖簾が出ていた。渡りに舟、さっそく入ってみる。
寿司屋のようだが、それ以外のメニューも結構豊富。カウンター席よりもテーブル席の方がずっと広い。丁度先客が帰ったばかりのようで、我々の貸切状態。テーブル席を陣取り、先ずは生ビール(440円税込、以下同様)をいただく。出される小皿や箸置きは女性が喜びそうなもの。
店内を眺めると、ミニチュアサイズの笊だの篭だのが飾られていたり(大旦那の作)、植物の細密画やトイレにはドールハウスがあったり(何れも女将の作)だの、何かとミニチュアが満載。何れも趣味の域を超えている。
注文は、鶏唐揚げ(980円×2皿)、蛸の柔らか煮(870円)、天ぷら(1,100円×2皿)、にぎり寿司(1,510円)にしてみた。併せて酒(喜正760円×2合)も頼む。どれも美味かったが、調理過程の音が煩かった(とにかく叩きまくるらしい)蛸の柔らか煮には皆、ウケた。料理は大旦那、大女将、娘(女将)、婿(旦那)が、入れ替わり立ち替わり現われ、提供される。
ここは中休みが無いので、次回も4時半前に五日市の街に来ることがあれば、今度は迷わず「魚治」へ入ろうと思う。

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