今回は、個人的にも山の会としても、初めて鍋割山稜を辿るという企画。檜岳ももちろん、初めての登頂。実際に登ってみると、「ひのきだっか」という変わった呼称にしては、山自体は大した特徴が無く、やや拍子抜けな印象。しかし朝から快晴で、辿る途中から相模湾や富士山が良く見えた。
一方、雨山峠から鍋割峠までは変化に富んでいて、クサリが無いとかなり難渋しそうな場所がある。これぞ西丹沢、という感じだ。でもしっかり整備されていて、危険を感じるようなところはない(山の記録はこちら)。
今回は鍋割山稜へ上がるルートも、鍋割山から寄へ下るルートも、昭文社の地図には載っていないバリエーションを辿ったが、歩いてみれば、下手な一般道よりもずっと整備がなされた作業道だった。後者の下りルートは、間伐材を利用した階段が、造形美を感じるくらいキレイに設えてある。
出発点と同じ寄大橋まで戻ったら、タクシーを呼んで松田まで直行。いつもであれば、ここで日帰り温泉に寄ることになるのだが、今日はやや時間が遅く、松田健康福祉センター「健楽の湯」はもう入れない時間(入館のリミットは16時)。
ということで、今回はお湯はパスし、ビールを呑みに店に入ることにした。先ずは若松食堂を覗いてみたが、案の定、満席で残念。それならばと、「信玄」に入ってみると、カウンター席ならばOKということだった。我々以外にも山帰りの団体が予約で入ってきて、店は登山姿の客で溢れかえることとなった。
ほぼ2年ぶりの入店(前回はこちら)。ビールで乾杯の後は、卵焼きや馬刺し、煮込み、焼きそばなども頼んだが、メインは各自、お好みのおでんをチョイス。団体の客も皆さんおでんを注文するので、おでん鍋は忽ち空っぽになった。たしかにここのおでんは、冷えた身体に最高だった。

檜岳への直登バリエーションルートの登りはじめにて。
鍋割山稜の中腹にて。
檜岳(ひのきだっか)山頂にて。
檜岳と雨山との中間点にて。
鍋割山直下にて。
松田の「信玄」にて。

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065 今日はここで打ち上げ。

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