インドネシア出張のせいで「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」も3回ほど飛ばしてしまったので、久しぶりの参加、而して新橋も久しぶりである。今回チョイスしたのは、ニュー新橋ビルの地下にある「椿」という名の居酒屋。
ニュー新橋ビルは「雑多」という言葉だけでは片付かない。有象無象の酒場や怪しげなマッサージ店、ネイルサロン、整体等々が所狭しと並んでいて、そうかと思えばはんこ屋や合鍵屋、洋品店、郵便局など生活に密着した店舗、パチンコ屋やゲームセンターだってあるカオス的異次元時空といえるが、元々が戦後のヤミ市をベースにしているのだから、このカオスも頷ける。そこに跋扈するのは、これまた魑魅魍魎の如きオヤジさらりーまん達ばかりである。昨今、耐震性が懸念され、建て替えが予定されているとのこと。この異次元時空に浸れるのもあと僅かのようだ。
そんななかにあってここ「椿」は、場末の酒場などとは一線を画す、隠れ家のような店であり、単に「居酒屋」と呼ぶには申し訳ない感じすらある。この店は、魚が美味いと評判の店だが、それ以外の料理もきちんと仕事がなされていると感じるものばかりである。
この店にはコース料理もあるが、今回は単品の注文とした。付き出しは、煮こごり(ゼラチン寄せかも知れない)。中身は何がしかの魚の皮だが、よく判らない。でも美味い。鯛だろうか。ポテトサラダ(520円)も正統派だが、酸味と甘味と塩味のバランスが絶妙。もう、これだけで普通の居酒屋じゃない。
クリームチーズの酒粕漬け(550円)が、これまた美味い。これは日本酒抜きにはいただけない。その後頼んだ刺身盛り合わせ(???円)、出し巻き玉子(620円)、えいひれ(550円)、いかの一夜干し(650円)、うなぎ肝焼き(550円)など、ごくありきたりな居酒屋メニューだが、どれも逸品、食べていると自然と笑顔になる。ここは、今まで入ったことがあるニュー新橋ビル内の居酒屋とは格が違う(他の店、ごめんなさい)。是非、また来なくては。

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