千葉駅到着は16時過ぎ。ちょっと小腹も空いてきた。たいていの一般的な居酒屋は未だ開いていない時間帯だが、千葉駅周辺の歓楽街だったら何処かしら開いているだろうと、楽観して駅の東側へ繰り出すことにした。
ところが、かつて何度か通ったことがある(と云っても随分昔の話だ)、駅の東側にあった筈の呑み屋街はだいぶ変わってしまった様子で、何処にでもある在り来たりの店しか見当たらない。わざわざ千葉くんだりまで来て、「磯丸水産」や「テング酒場」なんて入りたくないなあ、と思いつつも地元の店らしき居酒屋は開いていない。
仕方なく再び千葉駅に直結した駅ビル「ペリエ」まで戻ってみることにした。地下のレストラン街をふらふら歩き、偶々目に入った「餃子の王様 龍吟」に入ることにした。ここも結局、チェーン店のような感じ。調べてみると、虎ノ門や日比谷にもある中華系レストランらしい。しかし、初めての店なので良しとしよう。餃子がウリなのもウェルカムだ。
それほど広い店ではないが、中途半端な時間なので客は疎ら。一番奥の席に座る。フロア係も厨房も、バリバリの中国系の様子。先ずは生ビール(540円税込、以下同様)を注文。それと勿論、店の名前に「餃子の王様」と豪語している餃子(3個360円)を試してみない手は無い。他に、ピータン豆腐(450円)とキクラゲ玉子炒め(550円)も頼んでみた。
やってきた餃子はかなりの大ぶり。ひとつを喰うだけでも結構堪える。頬張ってみると、思った以上にジューシーで美味い。調べた範囲では、この餃子にはにんにくは使っていないとのこと。それにしては、こりゃなかなかイケる。わざわざ千葉までやってきた甲斐があったようだ。

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