「鯉西」で鮎を喰ったあとは、女性陣はお土産の購入タイム。上田で土産物と云えば、「みすゞ飴」である。製造販売元の飯島商店は駅の直ぐ傍なので、ちょっとの時間でも寄れるのがいい。ところで、この「みすゞ」という名前の由来が何なのか、気になって調べてみると、こんなHPがあった。意外にも奥が深い言葉なのだ。
そのHPによれば、「みすゞ」とは万葉集で見られる、信濃の枕詞「みすゞかる」に使われてた言葉だったようだ。漢字で書けば「御篶」で、つまり篠竹(すずたけ)のことを指すそうである。いにしえの信濃の国は、篠竹に覆われていたのかも知れない。この「篶」という字は、我々には「篶坂ノ丸」や「横篶尾根」で馴染みがある。つまり、かつて奥多摩も篠竹に覆われていたことを彷彿させる。
事実、我々の学生の頃は、奥多摩も一般道以外(特にタワ尾根)は殆ど、手強い篠竹に覆われていた。それが昨今の篠竹の開花と大量枯れで(個人的には、鹿のせいと睨んでいる)、奥多摩や大菩薩連嶺の様相はすっかり変わってしまった。きっと、信濃の国でも似たような状況で、今ごろ篠竹に覆われた信濃、ひいては「みすゞかる」が枕詞だったなんて話を聞いても、まったくピンとこないだろう。閑話休題。
今回は買わなかったが、ここ、飯島商店では果物等季節に合わせてジャムも売っている。それが、軽井沢辺りで有名なジャムと比べるとやけに安いのだ(某S屋のジャムの半値以下ではなかろうか)。個人的には、単にお茶菓子に過ぎない「みすゞ飴」に較べれば、朝食のパンに使えるジャムの方が実用的に映る。
飯島商店から駅に引き上げてきた後、小生は帰りの新幹線用に、キオスクでビールをゲット。東御市にあるオラホビールの、ゴールデンエールだ。IBUは23だから、キリンやアサヒの一般的なビールとだいたい同じ。しかし、微かに柑橘系の香りがするので、喉越しが爽やかな印象である。日本の地ビールも進化しているなあ。

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