会社帰りの金曜日、外出していたカミさんと待ち合わせして「花子家」で夕食。まだ、インドネシア帰りの影響が残っているせいで、せっかくならば和食の店の方が良いと感じる。考えてみれば不思議な感覚だ。それなりに一定程度和食を食べることで、累積量(又は累積回数、もしかすると一定期間内の頻度?)が閾値を越えて、もうあえて和食にしなくてもいいか、と頭の中の何処かの部位が判定を下すのかも知れない。人によって勿論、閾値が違うだろうし、年齢によっても変化するような気がする。「和食」の定義も、個人差がありそうだ。こんな研究、もう誰かやってますかね。それとももうすぐ、「チコちゃん」が教えてくれるかな。
「花子家」は、いつのまにか10ヶ月ぶり(前回はこちら)。予約もせずに入ってみると、カウンター席は別にして、上手い具合にテーブルがひとつだけ空いていた。この店のテーブル席は皆、6人で余裕に座れる大きさなので、毎度やや申し訳ないと思うが、まあ誰か来たら半分譲ればいいさ、との覚悟で座る。結局、後から客はやってこなかった。
先ずはひとり生ビール(480円税込、以下同様)。まだカミさんはやって来ていないが、とりあえずつまみには、納豆オムレツ(500円)とジャーマンポテト(700円)を注文。納豆オムレツは予想通りで、味もまずまず。ところがジャーマンポテトは、ボリューム満点。ひとりだったら、これだけでもう十分。
それにしてもジャーマンポテトほど、店によって料理方法が千差万別のものはないだろう。ジャーマンポテトの定義や如何? この店では、ソテーしたジャガイモと玉ねぎ、ピーマンに蕩けるチーズが乗ったシロモノ。よくある、ベーコンやソーセージは入っていない。ちなみに、中国で中華料理というシロモノが無いと同様、ドイツにはジャーマンポテトなる料理は存在しない(はず)。これは、日本の居酒屋(含、ビヤホール)にしかない日本料理、つまり和食の一部なのだと気が付いた。

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