今日の夕食は馴染みの者同士、おやじ3人で「チン・ロン」に行きましょうか、という話になった。行ってみると、店内のテーブル席はほぼ埋まっていて、大カラオケ大会(?)の真っ最中だった。ぱっと見、すべて華僑系のようである。おばちゃん達は、やけに派手に着飾っているが(おやじ達もそれなりだが)、きっとここに関西のおばちゃんが混ざっていたとしても、見分けはつきそうに無い。
どういう集まりなのか判らないが、中国本土にルーツを持つ者達のコネクションネットワークがあるのだろう。日本で云えば、県人会のようなものか。みんなビールを呑んでいい調子だ。華僑でイスラム教徒というのはやはり少ないのだろう。
それにしてもこんなところに、我々が混ざって呑み喰いするのはゾッとするな、と思っていたら、流石に店も気を使ってくれて、皆さんはこちらにどうぞと、扉で仕切られたVIPルームに通される。隔離されたのは我々だけではなかったが、これならばカラオケで話が遮られるということはなさそうだ。
それにしてもこのプカロンガンでは、華僑系はかなりマイノリティのはずだが(恐らく5%以下?)、皆さん、総じて裕福そうである。この町でも時々見かけことがあるが、やけに高いコンクリート塀で囲まれていて、その塀の上にはご丁寧にも鋭く尖ったガラスの破片が埋め込まれている家がいくつもある。いかにも金が唸っていそうな雰囲気を醸しているが、きっと今ここに居る連中も、そんな屋敷に住んでいるに違いない。
このようなひと握りのマイノリティが町の経済を牛耳っている構図は、ジャカルタだけに限らず、ここプカロンガンのような地方都市でもちゃんと成り立つ。お隣マレーシアでもそうだった。こんな店に入っても、そんなインドネシア社会の縮図を感じられる。

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