プカロンガンにも、ケンタッキー・フライドチキン(KFC)があることを知った。今週のタクシーで同乗した日本人若者に「寄っていいですか?」と聞かれ、一も二もなく同意。行ってみると、何故か仮設テントだ。訊くところによると、入っていたショッピングモールが火事に罹災したためらしい。でもこんな状態でも営業ができるんだ、とちょっとびっくり。
いっそのこと、(暑くて蚊に刺されるかも知れないことはさておき)ずっとこのまま営業を続ければ、テナント料もかからないだろうし(土地の場所代は取られているかも知れない)、一層、儲かるんじゃなかろうか、と思う。我々も、テイクアウトだけならば、この暑さや蚊はあまり問題ではない(このテントの中で喰う気は起こらないなあ)。もしかすると、テントではメニューの種類に制約があるのかな。
小生は、チキンフィレクリスピーIDR18,000(≒144円)と、チキンチーズバーガーIDR19,000(≒152円)をチョイス、テイクアウトチャージ(つまり持ち帰り用の箱代)IDR1,000(≒8円)で、しめてIDR38,000(≒304円)だった。日本で久しくKFCなんて入っていないので、相場が判らないが、日本の半値ぐらいだろうか。
チキンフィレクリスピーもチキンチーズバーガーも、普通に美味い。ということは、この味にはインドネシアらしさは感じられない。ケチャップだけでなく、チリソース(サンバルソース)も付いてくるところが唯一、らしいところだろうか(まあ、使いませんけど)。まだ20代の、今日同行した若者は、プカロンガンで「KFCが一番美味い」と断言した。アメリカナイズした味覚には、きっとそう感じるだろうと思う。小生には、週一ぐらいだったらKFCでもぜんぜん悪くない。でも、喰ったのは恐らく20年ぶりぐらいだと思う。

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