観光の第2章は渋温泉街の散策。ここは昔ながらの温泉街の雰囲気を残していて、その雰囲気そのものが観光資源である。タクシーで温泉街の入口に乗り付け、ちょうど目の前にあった観光案内所で、荷物を無料で預かってくれるというので、ありがたく身軽になって、石畳のそぞろ歩き開始。
ここの温泉街には、9つもの共同浴場があり、宿泊客は無料なので存分に湯巡りをすることができる(外来者は、9番湯「大湯」のみ500円で利用可能とのこと)。湯当たりが怖い小生は何処かに投宿したとしても、全ての湯を巡ることは未来永劫不可能。どれもこじんまりとしていて、鉄道模型のジオラマにもってこいの風情である。
木造四階建てで有名な、旅館「金具屋」の前に出た。さすが人気の宿、我々のように泊りではない客が、この辺りには多く彷徨いていて、ちょっとした撮影スポットになっている。宿代はちょっと値が張るが、一度泊ってみたい。もちろん四階建ての建物に、だが、足腰が弱くなったら四階まで上がり下がりするのは難儀するかも知れない。どうせ泊るのだったら、やはり今のうちか。
ひと通り歩いたところで、まだ時間はある。何処かでまたビールでも呑みたいところだが、その手の見せは無さそう。そう思っているところに、喫茶店を見つけた。しかも営業中のようだ。
外から見ても中に入っても超レトロな店で、なんとなく嬉しい。見掛けは純粋に喫茶店だが、そこはやっぱり温泉街の喫茶店。嬉しいことにビールも置いてあった。大瓶で1,000円と、まさしく観光地価格だったが、背に腹は代えられぬと注文。実はここのビール、くまちゃんに奢ってもらったのだった。くまちゃんが、ご事情により帰りの列車の時間を繰り上げることになったせいで、小生が予め買っていた指定席券のキャンセル料を払うことになった。そのお返しでビールを奢ると云われ、あまり押し問答しても仕方ないと、有難く承知したのだったが、ビール代の方が余程高く付いてしまって、まことに申し訳ない次第である。

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