木戸池BSにやってきた湯田中行きバスは、小生を含め数人しか乗っていなかったが、下車した蓮池BSからは、入れ替わりに随分多くの中高年(主に女性)が乗り込んできた。何処かで紅葉狩り(というか紅葉を見ながらのおしゃべり)を楽しんで、もうお帰りということかも知れない。
スキーシーズンでないとこんなものかも知れないが、皆、車でやってきて、ちゃちゃっと紅葉を見たらおしまいじゃあ、ちょっと勿体ない。或る瞬間を眺めるだけでなく、夜明けから夕暮れまで移ろい行く光に照らされた紅葉の変化を堪能することこそが、ここへやってくる価値ではなかろうか。
そんな中高年集団を見送った後、宿に戻る。女子達はもう風呂から上がっている頃だろう。こちらも3階の部屋に荷物を置いて、さっそく1階の風呂場に直行。帰りに2階にある自動販売機でビールを買うために、500円硬貨1枚を懐に忍ばせる。思ったとおり、風呂場には誰もいなかった。
窓の外はさして眺めは無いが、視界を遮るのは色付いた葉っぱなので、それなりに風情は良い。ここの源泉は単純硫黄泉(源泉 61.0℃)というが、硫化水素臭は微かに感じられる程度。山の下りでちょっと脛に傷を負ったので(まあ、生傷は絶えないもの)、片足だけ湯船から出してゆったり浸かる。
部屋に戻ったら、さっそくビールをグビっとやる。は~~、いつものことだが堪えられない。窓の外を見ると、目の前に東舘山から赤石山までの稜線を彩る紅葉の或る部分が夕日に照らされて、申し分ない眺めである。そのうち女子達も集まり、ワインやら日本酒やらをいただく。
ここ「ホテル白樺荘」は、大きからず小さからずの、程よい規模である。シーズンオフなので、館内は閑散としている。夕食時になったので食堂へ向かうと、宿泊客は、我々以外に3組ぐらいのようだ。この時期の志賀高原は、紅葉の絶景が見られるのにも拘らず、ホテルは至って静かという、とても贅沢な時間を過ごせる場所である。

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