このところ、久しく稲田堤の「たぬきや」で風に吹かれていないことに気が付き、一時帰国に合わせて行ってみようと思い立った。でもこの時期、山の帰りに寄るとなると、なかなか稲田堤に行き易い山が選び難い。漸く捻り出した南高尾山稜は、最高点の榎窪山でも標高420mしかない。普段だったら真冬に登るようなところで、残暑の折に登る山ではないが、今回は背に腹は替えられず苦渋の選択。
ようやく9月と云えどもさすがにまだ暑く、熱中症恐怖症の小生としては戦々恐々。しかし結果的には何とか耐えられた。基本的に樹木に覆われていて、直射日光に遮られていることが幸いしているのは間違いない。峰の薬師は、個人的に小学校3年生の遠足以来でとても感慨深い。山から下りて舗装道路を水平移動するところが今回の最大の難所(?)だったかも知れないが、偶々俄か雨に出合ったため、そのおかげでフライパンの上を歩くようなことにはならなかった(山の記録はこちら)。
なんとか熱中症になる前に転がり込んだのは、バス停の直ぐ傍にある「ガスト」。とりあえず手近な席に着いたものの、出迎えた女性店員が、我々の汗だくで火照った顔を見るに見かねたのか、あちらの方がエアコンの利きがいいですよ、と気を利かせてくれた。確かに、移らせてもらった席は2~3度涼しい感じ。山から下りて「ガスト」に入ったのは、文台山・尾崎山に登って以来、12年ぶりだ。そう云えば、あのときも9月の上旬でめちゃ暑かった。
とりあえず、顔を洗ってさっぱりしてから生ビールを注文。乾杯してグビっとやると、あっという間に呑み干した。沙漠に撒いた水のようだ。とても一杯では足りぬ。そう云えばまだ昼前だ。ここで腹ごしらえをするか、日帰り温泉でするか少々悩むが、まだ汗も引いていない。もうちょっとゆっくりしようと、追加ビールを注文。併せてサラダや鶏のから揚げなども注文した。

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