ラウンジを出ると、既にゲートは開いていて、乗客は次々と搭乗ブリッジへ向かっている。何の気無しに搭乗ブリッジから外を見ると、窓ガラスが濡れている。雨だ。この約7週間、ついぞ見ることがなかった雨が、出発日に降った。
インドネシアは国土が広いので、何処でも同じ気候とは限らないかも知れないが、基本的に雨季と乾季の2つの季節しかない。今は未だ乾季。熱帯なので、スコールはいつもありそうだと思ってしまうが、こちらの乾季は、本当にちっとも降らない。ちょっと緯度が高いマレーシアだと、乾季と雨季にそれほど明確な違いは無いが、インドネシアは極めてはっきりしている。雨季になったら、いったいどれ程降るのか、何となく待ち遠しいが、既に雨季を経験した人が云うには、当然ながら湿気が高くなるので、日本の夏のように不快とのことである。
乾季は当然ながらほぼいつも晴れているが、「日本晴れ」のようにクリアに晴れることはほぼ無い。なんとなく澱んでいて、遠望も利かない。別にヘイズ(煙霧)でもないと思うのだが、理由は判らない。夜は、金星や火星などは見えているが、星座らしきものはまったく見えない。南十字星だって、南中高度で35度あたりに見えるはずなのだが、見当たらない。スコールでもやって来て、大気をキレイに洗い流してくれないとダメなのか、と思ってしまう。話が逸れた。
アフマド・ヤニ空港は滑走路1本のシンプルな空港なので、タキシングが始まったら間もなく離陸。ベルト着用ランプが消えれば、またCAがバタバタと働き出す。今日配られたランチボックス(正確にはディナーボックス)をチェック。パンの中身は、チョコやジャムのように甘くない、何だか良く判らないシロモノ。判らないものを喰うのも落ち着かないが、とりあえず不味くは無い。でも、なんだろう。

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