せっかくスマランに来たので、明日はちょっとだけでも観光を洒落込んでみようと、しばし情報収集。スマランは、「地球の歩き方」には記載がないらしいが、かの"LONELYPLANET"にはちゃんと一項目挙げられて記述がある。曰く、過去と現在が混沌とした猥雑な街で、ソロやジョグジャカルタのような魅力はやや欠けている云々、とのこと。
実際、西欧人が求めるエキゾチズムとしては物足りないのかも知れないが、日本にはもう無いダイナミックスさがあり、街の活気を感じる。日本の60年代、70年代はこんな感じだったのかも知れぬ。スマラン市街の川や空地が塵溜め状態なのも(それは、プカロンガンでも全く同じ)、まるで昔の日本を見る思いだ。
「グマヤ・タワー・ホテル」にいると、中国系インドネシア人が目立つ。彼らはいわゆるインドネシア的な民族衣装を着ないし、女性も髪を隠すヒジャブを被らないのですぐそれと判る。特にここはスマランでも高級ホテルなので、黒塗りタクシーから、スパンコールドレスを着飾ったセレブ中国系女性(こんなのは、日本では芸能人ぐらいだが)が降りてくる姿も目にする。中国系が多いのは、ここスマランが商業の街だからに他ならないのだろう。
さてそろそろ夕刻。レストランも地元ならではの店に行きたいところ(同行者はインドネシア料理は苦手だけれども)。でも、ひと仕事終わった後に皆で行くことになった店は、「SEOUL PALACE」という名の韓国焼肉店。小生は特段、肉に飢えていないが、やはりみなさん、焼肉が大好きなようである。スマランに限らず、日本料理店以上に韓国料理店、特に焼肉店は多い。ヒューストンもそうだったし、クアラルンプールだってそうだ。「SEOUL PALACE」も、確かにそれなりに美味くって満足できたが、支払いはひとりIDR500,000(≒4,000円)。いつもの食事代とあまりに違うので、出すべき紙幣の枚数をつい、ひと桁間違えて皆の失笑を買った。

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