ジャカルタ・スカルノ・ハッタ空港第3ターミナルにある、「Djournal Coffee Bar」でビールを一杯やって、ちょっといい気持ちになったあと、ふらふらと出発ゲートまで移動。表示を見ると、まだ、小生が乗る13時45分発のGA834便の一つ前の便の搭乗準備中。ならばと、待合スペースのベンチに腰を落ち着けて、しばし読書に耽る。
やがて搭乗開始のアナウンスを受け、ドヤドヤとボーイング737-800に乗り込む。皆がシートについた段階で見渡してみれば、この便もほぼ満席。ガルーダ・インドネシア航空はずいぶん儲かっていそうだ。
かつて、「安全性に問題がある」と難癖をつけられて、EU域内やアメリカへの乗り入れを禁止されていたこともあったが、昨今、機材の更新などを進めた結果、今は航空会社格付で、最高評価を得られるまでになっており、変われば変わるものだと感心する。しかし個人的には、「スターアライアンス」でも「ワンワールド」でもなく、「スカイチーム」に加盟しているので、あまり使い勝手の良さは感じられず、ましてやガルーダ・インドネシア航空のマイルを貯める気にはならない。閑話休題。
シンガポールまで1時間50分のフライト。普通にメシが出る。ただ、正直云ってあまり食欲がわくようなシロモノではない。ちょっと突っついてみるが、見た目通りの味で、フォークが中々動かず。CAの飲みもののワゴンが来たとき、ビンタンビールの缶がちらりと見えた。インドネシアの航空会社といえども、禁欲の地を離れた国際便となればビールはある。やったー、とさっそく頼んでプシュッとやる。やっぱりビール。でもやっぱりビンタン。これでちょっとだけ旅行気分。
そろそろシンガポール。ふと窓の下を覗くと、我々の機影が見える。それが段々大きくなる。高度がちゃんと下がっているのが良く判る。16時35分にシンガポール・チャンギ空港第3ターミナルに到着。久しぶりだ。

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