プカロンガン界隈には、ビールを呑める店が何軒かあるらしい(日本酒やハードリカーを呑める店は無いらしい)が、今夜はそのうちのひとつ、「チン・ロン」(Cin Long)という中華料理レストランに行くことになった。
この店は、プカロンガン市街からはかなり郊外だが、この店が入っているショッピングモール(夜に行くとどの店も殆ど閉まっている)は、一応国道1号線に沿っているので、それなりにはアクセスし易い。
店はかなり広く、百人ぐらいは十分に入れる。内装はいかにも中華風。VIP用と書かれた個室も2つある。我々は5人で円卓に座る。料理の注文は、以前ここへ来たことがある方にお任せした。初めにビールが出てきた。何故か、日本の大瓶と同じ大きさ。インドネシアのビール「バリハイ」。その名の通り、これはバリ島の地ビールである。南国のビールにしては、そこそこ苦味もあって、味わいがある。
最初に出て来た料理は、麻婆豆腐らしきもの。そこそこ辛いが、いわゆる唐辛子の辛さであって、本場四川のような花山椒の辛さではない。豆腐は、日本の木綿豆腐よりも更にちょっと硬めか。次に出て来たのは、焼き餃子のようなもの。皮は自家製っぽい。何が違うかは判らないが、味わいは独特。でも、そこそこ美味い。
最後に出て来たのは、魚の蒸し物。これは、広東料理か何かでよく見かけるスタイル。魚は何か判らないが、恐らくは海魚ではなかろうか。川魚独特の臭みは全くなく、なかなかイケる。川魚が一般的な中国料理とは、やはりちょっと違うのかも知れない。

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