「パーク・サイド・カフェ」で多少、身体をクールダウンできたので、そろそろ覚悟を決めて外に出ないといけない。もう上野は止めにして、買い物のために北千住へ向かう。
この頃、北千住が住みたい街としての人気が高まっているとのこと。俄かに信じがたいことだが、確かに交通利便性は何処にも負けないぐらい高いし(強いて云えば、山手線の池袋、新宿辺りには出にくいが)、ルミネとマルイがあるので、買い物場所としても悪くはない。大学が増えてきたので、学生相手の店も増えた。そして、その割には家賃が高くない。というところがウケている理由だろうか。
それはまあ認めるが、だからと云って住みたいかどうかはまた別じゃないの?と。20代、30代にとっては、街はおしゃれじゃなくちゃいけないはず。はっきりいって、北千住はおしゃれな街じゃない。
ちょっと分別もついて現実と折り合うことも覚えた40代、50代になれば、おしゃれを二の次にもできるはず。ってことは、北千住の人気が高まっているということは、新たなおやじ、おばさんを獲得しているということか、あるいは20代、30代がおやじ・おばさん化したか、真相はそうゆうことではないか?
小生にとっておしゃれな町はやや胡散臭いので、北千住には概ね満足している。大きな本屋もあるし、「明日のジョー」的下町雰囲気も残っていて、場末の居酒屋が多いことも勿論、気に入っている。玉に瑕は、昼間にちょっとだけ気兼ねなくビールを呑めるようなカフェが少ないことか。
ルミネで買い物をした後、ちょっと小腹が空いたのでレストラン街へ上がってみる。以前入った「紅虎餃子房」だって悪くないけれど、折角なので入ったことがない店にしようかと、「ザ・ステーション・グリル」なる店に入ってみた。
ここはいわゆる洋食屋だが、オリエント急行などヨーロッパの鉄道を彷彿させるような内装。鉄道オタクだったら、ちょっとだけ心躍る雰囲気がある。全然、北千住には似つかわしくないが。

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