今回、軽井沢に寄っても泊らなかったのは、その先の上田が目的だったため。上田あたりの千曲川沿いには「つけば小屋」という簗場が何軒かあってが、5月から6月頃に賑わうらしい。そこで供される魚は伝統的にアユではなく、ウグイ。残念ながら、そのタイミングは逸した。
しかし、この「つけば小屋」のうち、「鯉西」は4月から10月まで営業していて、季節にはアユを喰わせてくれるという情報を得たので今回、行ってみた次第。以前、上田駅ナカで鮎弁当を販売しているのを目撃したことがあるが(看板だけで、モノは売り切れていた)、この「鯉西」はその店。
上田駅の北側にあるホテルにチェックインした後、徒歩で移動。駅を越えて千曲川の堤防沿いの道に出ると、目的の「つけば小屋・鯉西」が見える。河川敷にあるという点では、かの「たぬきや」と同じだが、河川敷は千曲川の方が広いのか、「鯉西」の方が川の流れそのものからはやや離れている。
建物は、まさに川の家そのもの。店内に設えられた巨大液晶テレビでは、この「つけば小屋」がどこかのテレビ局で取材を受けたときのビデオを複数、入れ替わり流し続けている。そのビデオによると、さっき店先にいた男性が「鯉西」の社長だ。「本店」じゃなくて「つけば小屋」に来ていていいのかね。ほかに客はひと組のみ。それにしても、客が少ないなあ。
生ビール(600円税別、以下同様)を頼むと、付き出しはなんと鮎の甘露煮、豪勢だ。生ビールのあとは日本酒。熱燗の竹酒にした(650円)。他に料理は、鮎塩焼き(2尾2,000円)、鮎天ぷら(1,200円)を注文。塩焼きも天ぷらも、頭から尾鰭までぜんぶいただく。まことに塩焼きは香ばしい。酢の物が欲しくなったので、バスのマリネ(350円)を頼んだ。厄介な外来種であるバスの駆除を目的に、先月からメニューに入れたようだ。淡白でまったくクセがない。
締めは鮎飯(1,000円)と鮎こく(800円)。ここは鮎飯が1人前から注文できる。実に良心的である。やっぱり鮎は、鮎飯にとどめをさす。これを喰わずには帰れない。「京亭」の味には一歩及ばないかも知れないが、それでも十分美味い。メニューにあった(ビデオでも宣伝していた)、鮎ラーメン(1,200円)が気になったが、やはり次回、つけば小屋に来るときは、ウグイを喰いに来なくてはならないと思っている。

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つけば小屋・鯉西のHP: こちら