「サンレイク草木」でちょっとのんびりできたあとは、路線バス(みどり市の市営バス)で神戸駅へ移動。定刻より若干遅れてやってきたバス(沢入駅始発)に乗っていたのは、我々以外におひとりだけ。勿論、我々は標準的な観光客の行動パターンには当て嵌まらないとは思うが(つまり大抵の人は公共交通機関は利用せず、自家用車でやってくるのだろうが)、こんな状態でバスを走らせるのは何とも虚しい限り。
足利市の「あしバス」じゃないけれど(その顛末はこちら)、バス運転手のモチベーションが上がらないのは仕方がないというか、気の毒だ。観光客がそれなりに乗車するような、即ちバスの運転手にやる気を起こさせるような、なにかアイデアが必要だろうと思う。
昨年とほぼ同じ時期に神戸駅にやって来たのだが、昨年は丁度満開だったハナモモは、今日はすっかり葉が茂った状態。年に寄って開花時期がずれるのはある意味自然ではあるが、今年は極端に感じる。神戸駅に着くと、ちょうど下りの一両編成ディーゼルカーが停車中。運転手と車掌と売り子が四方山話をしている。何だか長閑な風景。
今日はあまり時間に余裕がないので、ここ「列車のレストラン・清流」には寄れないかも知れぬと思っていたが、バスは時刻表通りにきっちり神戸駅に着いたので、そそくさと跨線橋を渡って列車レストランへ向かい、券売機で生ビールを注文、グビっとやる。
今日で「列車のレストラン・清流」は3年連続3回目。車内(店内)の座席には誰もおらず、我々だけの貸切状態で、我々よりも厨房の中の方が人数が多い。毎度こんな状態ではこの店の存続も危ぶまれるが、それなりにやっていけているようなので、今日は偶々なのかも知れぬ。その偶々の幸運を満喫しよう。

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