今回も、1年前の残雪期越後山旅の帰り道と同様、大宮で下車。勝手知ったる東口へ向かい、そしてやっぱり勝手知ったる「いづみや第二支店」へ入店。実際には、この店は10ヶ月ぶり、前回は守門岳の帰りに寄ったのだった(その時のレポはこちら)。
今日は2人だけなので、「本店」よりも「第二支店」の方がしっくりくるはず。暖簾を潜るといつも通りの客の入り。2人ぐらいだったら何処にでも座れそうなのだが、おばちゃん店員たちは、忙しそうに見て見ぬふりをして素通り。なかなか案内してくれない。実際、受けた注文で頭がいっぱいいっぱいで、気が回らないのだろうと思う。
それでもリュックサックを背負ったまま辛抱強く待つと、漸く、見て見ぬふりが出来なくなった(というか、通路に立ったままで邪魔な我々を何とかするしかないと覚悟した)おばちゃん店員のひとりが、一番奥のカウンター(≒壁から突き出た片持ちテーブル)を案内してくれ、着席。リュックサックの置き場がないので、無理矢理足元に押し込める。この頃の「第二支店」には「本店」と違い、差配するボス店員がいないのかしらん。
今日も陽気が良いので、やっぱりホッピー(セット400円)にしよう。ホッピーを呑むと何となく、下界というか、娑婆に戻ってきた感じがする。ホッピーは、オフではあるものの、日常生活の延長上にある呑みもの。いったい、越後湯沢にホッピーはあるのだろうか? つまみはマカロニサラダ(300円)に、肉豆腐(250円)、ホルモン炒め(330円)を注文してみた。どれも普通に美味い。この普通さが、店内の雰囲気も含め、我々に安心を与えてくれるのだ。それでついつい、たとえおばちゃん店員に煙たがられても(?)、また足を運んでしまうのだと思う。

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