今週は梅に合わせ、いつものWoodyさんプロデュースの三浦半島の山旅。目指すは半島最高峰の大楠山。最高峰と云ってもたかだか標高241mなので、さすがにここだけを目当てに登ると、山行は直ぐに終わってしまう。そこで今回は安針塚まで歩くこととし、ついでに昼食はすきやきをしよう、すきやきならばワインも呑んじゃえ、ということになった。
大楠山から、安針塚がある塚山公園までは約5km。住宅地や車道歩きもそれなりにあるが、途中、思わぬ藪漕ぎをしたりして結構楽しめる。途中、まるまるとしたリスも2度ほど目撃した。(山の記録はこちら)
三浦半島に生息しているリスは、いわゆるタイワンリスで、つまり外来生物。農作物に被害をもたらすため、行政もせっせと捕獲して駆除しているらしい。天敵はヘビや猛禽類、なんとカラスもそうらしい。天敵や行政の駆除による淘汰圧がどの程度なのか判らないが、なにせ何万頭もいるとのこと、なかなか効果が上がらないようだ。ニホンジカといい、タイワンリスといい、自然のキャパを超えるほど増えるとロクなことにはならない。閑話休題。
塚山公園まで辿り着いたあとは、すきやきパーティーの場所探し。眺めが良い公園なので、観光客はちらほらやってくる。通り道で堂々と喰うのも気が引けるし、管理人に通報されたりすると厄介だ。そこで遊歩道からちょっと外れた見晴台の東端に陣取ることにした。見晴台の西端は、米軍や海上自衛隊の横須賀基地が見下ろせるので観光客がやってくるが、東側だったら大丈夫そう。それでも桜の木が何本かあるので、花見の頃は賑やかになるだろう。
早速、バーナーを取り出し、コッヘルを火に懸け、牛肉と野菜と割下を入れる。あとは生卵を割れば準備完了。残念ながらビールは無いけど、日本酒とワインがあるのでいい調子にはなれる。頭の上をトビが円を描いている。我々の牛肉を狙っているのは間違いない。近くに梅の花は見当たらないものの、陽気は良いし、眺めも良いし、更にすきやきと酒があればもう完璧だ。

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