未だ未だ寒いもののそろそろ梅が咲き出す頃、などとつらつらと考えているうちに、そう云えば今シーズンは未だ鴨鍋を喰っていない、と気が付いた。あぶない、あぶない、また来年に持ち越すところだった。ならば善は急げ、丁度通院で年休を取る予定の金曜日に、いつものように越谷に行ってみようかと、カミさんに予約を入れてもらう。
その店はJR南越谷駅のすぐ南側にある「木楽家ダイニング 五蔵」という居酒屋。開店時間の17時きっかりに店に入ったが、流石に先客は無い。物憂げな若い茶髪男性店員がやってきたので、さっそく生ビール(500円)と共に鴨ネギ鍋を2人前注文する。鍋は1人前1,380円と、リーズナブルな料金設定。締めのうどんや雑炊は別料金(各250円)だが、そこまでは不要だろう(つゆが勿体ない気もするが)。
鍋の準備に時間がかかりそうなので、魚のカルパッチョ(800円)と鶏の唐揚げ五蔵風(600円)を追加注文。カルパッチョはまあ普通だが、鶏カラは、「おっ」と声が出そうなほど巨大。鶏もも肉の半身をまるごと揚げたようだ。鍋に影響しないか少々心配。
やがて鍋がやってくる。中の具は程々の量。鴨ネギ鍋の割には、鴨とネギ以外の食材(豆腐、シイタケ、シメジ、水菜、ごぼうささがき、鶏肉つみれ)の方が多量なのは致し方ないことか。味は意外にあっさりしている。
これで越谷の鴨鍋(鴨ネギ鍋)を喰った店は3軒目(1軒目2軒目をご覧あれ)。越谷商工会議所鴨ネギプロジェクトのHPによれば、鴨ネギ鍋を提供する店は全部で12軒。このままのペースだと、ひと通り食べるのにあと9年かかる計算だ。勿論、越谷以外の鴨鍋も食してみたいので、もうちょっとペースを上げる必要がありそうだ。

20180209_181903

20180209_170239

20180209_170402

20180209_170458

20180209_170536

20180209_171201

20180209_171533

20180209_172401

20180209_172202