タダ呑み酒蔵巡りをしてそれなりに良い気分になったところ、茅野に戻らなければならない時間まではまだ多少ある。ならばということで、個人的に興味があった「片倉館」に寄ってみることにした。ここは日帰り入浴ができるのだ。勿論、生粋の温泉。酒蔵が並んでいる場所からは、上諏訪駅を挟んで真反対だが、酒の勢いに任せてフラフラと歩けば、20分ほどで着いた。
由緒書きによれば、この「片倉館」は、一時期かの「富岡製糸場」も所有していた片倉工業が昭和3年(西暦1928年)に、自社でなく地元住民のための福祉施設として建てたものらしい。太っ腹と云うか、今では考えられないような慈善事業だ。
外観は、ここをレトロと呼ばずして、何処を呼べばいいのかと感じる程、良い雰囲気だ。和風、洋風の違いはあれど、道後温泉本館と相通ずる雰囲気を持っている。正面カウンターで650円を支払って男風呂へ。脱衣所には小さなロッカーが沢山並んでいて狭く、かなり混み合っている。リュックサックを背負ってきたら、置き場所に悩むかも知れない。我々はリュックサックを茅野駅に置いてきたので大正解。
それに引き換え、風呂場は広い。通称「千人風呂」。と云っても、実際に1,000人入れる訳では無く、100人ぐらいらしいが、それでも巨大。実際に入っている人はもっと少ないので、かなりゆったりしている。浴槽は思いの外、深いので尻が着かない。中腰で入る感じなので、小生ならずとも長湯は難しそうだ。
風呂から上がったら、レトロな階段を上って2階の休憩所へ。ここがまた良い雰囲気。都心にあったら、高級フレンチレストランにしても可笑しくない。そんなスペースの半分は座卓が並んでいて、多くの人が寝っ転がっている、いつもの日帰り温泉にありがちな風景。もう半分は椅子とテーブル。小生はこちらを選択。
さて何を呑もうかと(勿論ビールに決まっているが、一応)メニューを見ると、ビール以外にも地酒、地ワインがずらり。「麗人」やら「真澄」やらもあるが、ここはやっぱりビールだ。ビールは「アサヒスーパードライ」と「諏訪浪漫」(600円)があった。さっき行った麗人酒造で見掛けたビール。これも何かの縁、やっぱり、これを呑むしかない。2種類あったので、「しらかば」という名のケルシュをいただく。キレがあってなかなかイケる。この室内装飾にぴったりくるビールだった。

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