ベイタウンから車で長駆およそ300マイル、時間にして約5時間、テキサス州の東隣にあるルイジアナ州のバーケリー(Vacherie)という小さな町にやって来た。アラサー同行者が、ここに観光名所があると探し出して、ならば行ってみようと皆が同意しやって来た次第である(尤もここは、所謂、行き掛けの駄賃というやつだ)。もちろん小生は運転もしないので、只、云われるが儘、くっついてきただけである。
「風と共に去りぬ」はジョージア州アトランタが舞台だったが、ここルイジアナ州バーケリーにも、かつて黒人奴隷を労働力にした大規模プランテーションがあって、その大富豪が住んでいた邸宅が、今は観光名所になっている。そのひとつがここ、オーク・アレイ・プランテーション(Oak Array Plantation)である。スカーレット・オハラの実家は綿花栽培だったが、ここはサトウキビが作物。実際にそのサトウキビ畑は今も存在している。近所には、他にもう3つ、見学できるプランテーションがあるらしい。
しかし残念ながら今日は何処も閉館。サンクス・ギヴィング・デーで仕事が休みだから来たのに、サンクス・ギヴィング・デーのせいで観光地が休みでは、我々は未来永劫浮かばれない、と云うのは云いすぎだが、それにしてもかなり残念である。たぶん、もう来ることはないだろう。観光地こそ、祝日営業すべきだと、つい愚痴の一つでも云いたくなる。
まわりをぶらぶらしていると、草地(湿地?)で野焼きの最中だった。ちょっと歩いたところにレストランや土産物屋、宿屋(イン)まであった。どうやら、ここで結婚式を挙げるカップルもいるらしい。ビビアン・リーに成りきった気分に浸れるのかも知れない。

20171123_115819

20171123_112646

20171123_113127

20171123_113132

20171123_113419

20171123_113803

20171123_113924

20171123_114106

Oak Array PlantationのHP: こちら