昔からスーツケースを持って空港に行くのは難儀だったが、この頃は成田空港を使う限りは、そうでもなくなった(朝、羽田へ向かうのは、都心を抜けていかなくてはならないので、相変わらず厄介だ)。空港へ向かう分には、ラッシュ時間帯を避けさえすれば、白い目で見られることは無い。
フライトは11時15分発なのだが、通勤ラッシュを避けたいがために、7時前にはもう成田空港駅(第1ターミナル)に着くようにしている。たっぷり時間的余裕があるので、たとえ、チェックインカウンターやイミグレーションに、長い行列があっても全く問題ないが、時間が早いせいで、どちらもすっからかんである。これが、出発の2時間前ぐらい(9時頃)になると、どちらにも長蛇の列が出来、気を揉んでしまうことになる。
ANAのチェックインカウンターは、ほぼ入れ食い状態(比喩が正しくないかも知れない)。待たされるということは皆無である。手荷物検査場も、係員の方がはるかに多い。待たされるとすれば、目の前の客が不慣れで、スマホやPCを鞄の中から出さなかったり、ポケットから金属類を出すのにもたもたしたり、係員に注意されるまで上着を脱がなかったりした場合だけである。これだけはイライラしても仕方が無いので大人の対応をするだけ。
このような時間でもイミグレーションには多少、行列が出来ている可能性があるものの、前回から自動化ゲートも利用できるように手続きを済ませてあるので、その行列に並ぶ必要も無くなった。おかげで日本出国のスタンプは押されなくなり、一方、元々米国は出国のスタンプが押されない(って云うか、出国のイミグレーションが無い)ので、スタンプがなかなか増えない(って、スタンプラリーじゃないけど)。何となく寂しい。
出国ゲートを出ると、ブランドショップが立ち並ぶ通路は閑散としている。頼まれた煙草2カートンを仕入れたら、ANAラウンジへ直行。こちらもガラガラ。まだ3時間以上ある。メールチェックはすぐ終わってしまうし、ビールをゆっくり呑んで、その後ひと寝入りしても大丈夫そうだ。

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