平日、アユラシ達と呑みに行くこととなり、店を選んで貰ったら半蔵門駅の傍になった。たぶん半蔵門駅はこれまで降りたことが無かったと思う。この先も恐らくここへ来ることは無さそうだ。自分で選ぶと、きっと別の場所になるだろうから、誰かに選んでもらうと、思いも寄らない場所へ誘って貰えることが面白い。これからも、この手はちょくちょく使わせていただこう。
ちょっと早く会社を出られそうだったので、少々フライングして何処かで喉を湿らせておこうかと、半蔵門駅界隈をしばしGoogle Map探索。すると、駅の直ぐ傍に「いづみや」なる角打ちのできる酒屋を発見、独りでは入りにくいので、フットワークが軽いなおちゃんを誘って、一足先に行ってみることにした。
18時の開店直後に行ってみると、思いの外シックで小奇麗な概観。なんか、麹町っぽい。酒屋がそのままの店構えで角打ちを始めたというよりは、角打ち用にわざわざ改築したように見える。店の半分は小売用の商品棚であり、もう半分は角打ち用の商品棚と冷蔵庫が並んでいる。店内に立ち飲み用のテーブルが4つ、引き戸の外のデッキ風の通路にも小さいテーブルが並んでいるが、どこかの角打ちのようにビールケースを流用したような安直さは無く、ちゃんとそれ用に設えた木のテーブルだ。
レジの傍には生ビールのサーバーや、乾き物のつまみが並んでいる。ここのシステムは、気に入った酒を冷蔵庫から取り出して、レジへ持っていって金を払い、自分のテーブルで待っていると、店主が空のグラスと瓶を持ってきて、目の前でグラスに注いでくれる。
喉が乾いていたので、まず生ビールを貰うが、それを呑み干してもまだ時間があったので、日本酒もいただくことにした。引き戸が開け放たれたままの状態で暑くも寒くも無い、今の季節が角打ち日和。これぞ都会のオアシス、黄昏時に外の風を感じながら呑む酒は、乙である。機会があれば、また寄ってみたい。

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