ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港ターミナルDにある、ANAのチェックインカウンターには誰も並んでおらず、数人いた女性係員は手持ち無沙汰の状態。小生が現れると、3つのカウンターそれぞれから手招きが起こる。
真ん中のカウンターでチェックインすると、いきなり、通路側の席がいいか、窓側の席が良いのか訊いてくる。一番後ろの通路側エコノミー席を取っていたはずだと思ったが、そうか、プレミアムエコノミーの席が空いていたんだと気が付き、「通路側で」と返事。
搭乗してみると、たしかにプレミアムエコノミーはガラガラ。半分もいない。こんなことは珍しいかも知れない。小生の席がある3列席は小生だけ。前後も通路側席だけなので、こういうときにはやっぱり窓際席にして、気兼ねなくリクライニング。やがて現れる、アメリカ時間の昼食(日本時間だったら早朝食)は天丼にした。
野村萬斎主演の「花戦さ」を観てみる。池坊のプロパガンダ映画かと思ったが、原作は小説だそうだ。この映画の中では野村萬斎は一貫して「静」。狂言師が「動」を演じないのは、やや不完全燃焼な印象である。脇はそうそうたる俳優が演じている。佐藤浩市が利休役をやるようになったのかと少々驚く。ちょっと冴えない感じ。
続いて「ローガン」を観てみる。いつの間にかX-メンシリーズも第10作とのこと。これが本当に最終作のようだが、ヒュー・ジャックマンも随分と儲けたことだろう。かなり老けた役をやっているが、まだ40代。また違った味を出してくれるだろう。
東に向かうNH173便は、ずっと太陽を追い掛けるので日が暮れないが、日付変更線を跨いだとたん、次の日になるというのが、まだ何となく違和感がある。

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