越後ワイナリーから浦佐駅までは、タクシーでワンメーターの距離に過ぎないが、もうしっかり良い気持ちになっているので、やっぱりタクシーを呼ぶ。車窓から、浦佐駅のすぐ手前に、とても立派な田中角栄の銅像が見えた。少々時間もあったので、わざわざ見に行ってみた。
説明によれば、約6.5mの台座に約3.4mの像が立っている。こんなにも台座が高いのは、やはりここが豪雪地帯で、田中角栄センセイの像が雪に埋まってしまうのは忍びないと、後援会の方々が考えたせいかなと邪推する。
しかしこの銅像にはもうひとつ、変わったところがある。屋根がついているのだ。それも、車のガレージのような、如何にも後からとって付けた様な屋根。屋根が付いている銅像は、たぶん初めて見た。少々、異様な光景。調べてみると、銅像が建立された後にかの娘の田中真紀子が、おとうちゃんの頭に雪が積もるのは可哀想だ、とごねたらしい。こうして、かくも珍しい銅像となった訳。
浦佐駅に着いても、まだ少々時間がある。こういうときは、出来れば何処かのカフェでビールぐらい呑みたいところだが、残念ながら駅の外にも中にも何にも無い。
浦佐駅を利用する客は、地元の人以外には、我々のように只見線を利用する観光客ぐらいなのだろう、駅構内はだだっ広さばかりが目立つ。利用客が多ければ、このようなスペースには土産物屋やレストランがあるはずだ。しかし、あるのはちっぽけなコンビニと待合室だけ。
やむを得ず、コンビニで缶ビールを買って、コンビニの裏にあったテーブル(荷物置き場?)で一杯やった。買ったビールは「新潟に乾杯」と書かれたキリン一番絞り。なんだかそのロゴが物悲しい。

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