今年のゴールデンウィークは、越後の山旅。こちらの方に来るのは4シーズンぶりだが、なかでも只見線沿線の山に登るのは、個人的には凡そ30年ぶり。浅草岳に登って以来のことだ。
その頃はまだ、無人の田子倉駅があって、その近所にテント泊した。辺りには何の建物も無く、随分ワイルドなところだと思った。現在は駅そのものが無くなってしまっているので、ワイルドな状況はさらに深まっているのだろうと思われる。その当時、そもそもこんなところに駅があるんだ、と驚いた記憶がある。なにしろ周りに民家はまったく無く、駅を利用するのはここから浅草岳や鬼ヶ面山に登る、やや酔狂な登山客が偶にやってくるだけ。その頃は、国鉄も酔狂だった。閑話休題。
越後の山旅1日目は、ちょっと足慣らしに下権現堂山(標高897m)へ登ることにした。一旦、入広瀬にある宿に余計な荷物をデポした後、宿の送迎車で登山口の戸隠神社まで送ってもらう。これはとっても有難い(とは云っても、送迎代は有料)。
この時期の越後の山は、たとえ標高が1,000mに満たなくてもしっかり残雪があり、ブナの眩しいばかりの芽吹きがあり、様々な草木が一斉に花を開く、自然の息吹を実感するような眺めだ。山頂までは約2時間、ブナの森が気持ち良かった。山頂には、意外に多くのハイカーが屯していた。ここは、越後三山と浅草岳、守門岳の展望台。時間的に上権現堂山まで行けないことも無かったが、気分的はもう十分。
再び戸隠神社まで戻り、タクシーを呼んでゆ~パーク薬師へ向かう。ここは、ちっちゃなスキー場に併設された日帰り温泉。もちろん、この時期はスキー場はクローズしている。外のバーベキュー場では多くの若者たちで盛り上がっていた。
650円を支払って風呂場へ。内装は簡素だが、窓は大きくて開放的。大して汗はかいていないが、ひと風呂浴びるとやはり気持ちが良い。風呂上がりに休憩室へ行ってビールを注文すると、窓の外には新緑に包まれた下権現堂山と上権現堂山が仲良く並んでいるのが見えた。

037 気分は最高。

046 魚沼産コシヒカリの里。

047 箱庭のようなブナ林。

071 ブナ林と里山。

048 神々しい越後三山。

051 思ったよりも早かった。

055 左奥が浅草岳、右奥は毛猛山。

082 気分良く下山。

084 タムシバ。

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