本厚木から「特急さがみ」に乗って、20時13分新宿到着。いつもより出遅れたせいでもないが、このところ「思い出横丁」が続いているので、今宵はちょっと違う店へ。とは云っても雑踏を掻き分けて、東口まで足を延ばすのは少々億劫なので、やはり西新宿1丁目界隈ということになる。
かの「ぼるが」から道を隔てた反対側に、「ROAD HOUSE DINING BEER BAR」という外国人御用達の様なビアバーがあるが、今回覗いてみた「あばらや」はその並び。入口に赤い提灯が5つ、暖簾のようにぶら下がっている。店構えはいたって地味だが、昔懐かしい雰囲気もある。一見客は、なかなか入り難いだろうと思う。この感じは、北千住界隈に多い。
店内も似たようにシンプルで、カウンター席とテーブル席が並んでいる。新橋にある一般的な居酒屋然とした感じだが、歌声喫茶を連想させる佇まいも少々感じる。かなり賑わっていたが、偶々テーブル席が一つ空いていたので、有り難くそこへ着陸。
客層は、オヤジさらりーまんもいるが、全般的には年齢層は低い。学生らしき集団もいるし、どこかの劇団員みたいな雰囲気を醸し出しているグループもいる。いかにも新宿っぽい。何れにしても、我々が入ったことで平均年齢を押し上げたのは間違いなさそうだ。
メニューを眺めると、居酒屋らしい料理はひと通り揃っているので安心。呑みものはハイボール(420円税込、以下同様)にしてみた。料理は、ポテトサラダ(420円)とあばらやオムレツ(520円)を注文。ポテトサラダには、ソースが掛かって出て来た。
小生は、家でポテトサラダを喰う時にソースをかけることはあるが、店で最初から掛かったものを見るのはかなり稀だ。味は特に可も不可も無いが、後でググったところ、作り置きはしないらしい。つまり注文毎に作るってこと。そりゃ凄いぞ! さらに、あばらやオムレツは、びっくりするほど野菜が具沢山。この店の料理は、メニューを見ただけじゃ判らない。まるで、おもちゃ箱。また来なくちゃ!

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