今回の山旅は平標山。残雪期に日帰りで登れる山としては、アプローチの点から見ても最善の山ではなかろうか。尤も、雪質次第では途中で断念も十分ありえると覚悟の上。今回は山スキーを履いたグッチー師匠も参加していただいた(山行記録はこちら)。
登山口からは、「平標山の家」への夏道の左にある小尾根を登る。トレースは僅かにある。多少の緩斜面はあるもののほぼ一貫した鉄砲登りが続くので、極めて効率が良い。雪質は腐っておらずまずまずだが、堅雪の上に数センチメートルの新雪が乗った状態。たとえスノーシューを履いたとしても、小生が歩くとその新雪の分、確実に沈むが、女子はその上でミズスマシの如く、すたすたと登っていける。随分とハンデがある。
日中はほぼ良い天気。稜線上はそれなりに風が有ったが、意外と効率よく平標山に着いた。目の前に見える仙ノ倉山が、夏の景色とはまた違った風格がある。苗場山も良く見える。眺めに気を取られてじっとしていると、流石にジンジン冷えてくるので早々に下山。グッチー師匠は気持ち良さそうにすーっと下っていく。
今宵の宿は「ホテル・エフ」。元々は、もっと越後湯沢寄りにある「平標茶屋」に泊まる予定だったが、我々以外に泊まる客が無く、かつ経営が同じ「ホテル・エフ」での客対応が忙しいとのことで、宿にお願いされたため同意。「平標茶屋」は良さそうな雰囲気だったので、またの機会に来てみよう。
「ホテル・エフ」は苗場スキー場が目の前。外観も中身も典型的なスキー客向けの宿と云う感じだった。先ずはジャグジー風呂に入ってみたが、薄暗くて洞窟風呂の雰囲気も味わえる。夕食はビーフシチュー。生ビールの後に日本酒(高千代)も頼んでみたが、さすがにシチューとの相性はいまいちだった。タダで苗場スキー場の花火を眺められるのはなかなかだ。

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