寄BS前で首尾良くビールを呑んで、ひと心地したあとは、路線バスに乗って新松田駅へ移動し、そこから松田健康福祉センターへは徒歩で移動。多少ビールが入って、いい気分で足取りはやや重いが、ほぼ平地なので何とかなる。途中、川音川にかかる渡渉場(「ピョンピョン橋」というらしいが、果たして「橋」と呼んでいいのか疑問。少なくとも自転車じゃ渡れない)を伝って対岸へ移る。
今朝、歩きだしたところにある四十八瀬川も、下山口の寄を流れる中津川も、この川音川の支流。今日は、川音川流域を巡る山旅と云うこともできる。
今日の「健楽の湯」到着は午後3時。受付終了の午後4時には十分間にあった。400円で利用券を買って、職員に渡した後、男風呂へ直行。今日も混み具合はほどほどで、利用上の支障は全くない。この施設が新松田駅前にあったならば、こうは上手くいかないかも知れない。程良く駅から遠いところがこの湯のいいところか。
今日は概ね良い天気だったが、残念ながら浴室の窓から富士山が見える程ではない。さっぱりした後に、間髪を入れずビールが待っていてくれると嬉しいのだが、ここではそうもいかない。皆が出て来るまで、大人しく待とうと休憩室へいってみると、ビールやら焼酎のボトルやらを持ち込んで、景気良く一杯やっている中高年二人組がいた。風呂から出るまで、いったい何処でビールを冷やしていたのだろうか。それとも、風呂とは関係なく、直接ここへやってきて怪気炎を上げているのだろうか。それにしても、羨ましい光景だ。 
皆が揃ったところでさっさと出発。建物から出るとき、車でやってきたらしい中年女性から「ここのお風呂は如何でした?」と訊かれた。さして良いも悪いも無いが「いい湯でしたよ」と答えると、その後も色々聞いてくる。初めは、この方が、入ろうかどうしようか躊躇っているようにも思えたが、そうではなさそう。もしかして某キュレーションサイトの運営上、口コミを集めに来たのかと怪しんだが、考え過ぎかも知れない。

61 川音川を渡って健楽の湯へ。

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