そろそろ梅の季節。筑波山は、何度となく登っているが、今日は梅見も兼ねて登ってみることにした。行楽シーズンには驚くほどの客がやって来るので、2月でしかも梅まつりが始まっていないこのタイミングだったら良かろうとプラン。その読みはほぼ正しかったが、それでも道を譲ったり譲られたりすることが度々あり、なかなか鬱陶しい。
まだ山に登る手前の、つくば駅からバスに乗って暫く進んでいるうち、道路脇の日影部分に雪が薄っすらと積もっているのに気が付いた。はて、この辺りだけ降ったのだろうか。その後、雪は山頂にかけて山全体を覆っており、思わぬ「雪山登山」となった。登山者の通行によって雪が踏み固められた部分では、チェーンスパイクなどが無いと、下りで往生したハイカーもいたと思われる(山行記録はこちら)。
筑波山から下りてひと風呂浴びるには、筑波山神社本殿の直ぐ近くにある「江戸屋」が便利で、かれこれこれで3回目の立ち寄り。れっきとした立派な観光ホテルなのだが、日帰り温泉客も丁重に扱ってくれるところが気に入っている。
1階のフロントで900円を支払い(通常は1,000円だが、予め割引券を入手)、貴重品を預けたあと、ホテルマンの案内に従って地下2階にある男風呂まで階段を下る。これは傾斜地に建っているせいで、風呂場は東側の沢沿いに面している。先客は二人だけ、内湯と露天風呂にそれぞれ浸かっているだけで、広々としている。窓が大きいので、新緑の頃はさぞ眺めが良いだろう。内湯だけでなく露天風呂にもさっと入った後は、1階に戻り、ラウンジへ。
客だけでなく、店の人もいないので、心配になってフロントで訊くと、今まいりますとのこと。まだ午後1時、客がいなくても不思議ではない。ビールを注文すると、柿の種が山盛り出て来た。これだけで腹の足しになりそうである。女子連も戻って来て同様にビールを注文するが、店員に「柿の種はもう十分」と断った。
我々の後にも客はやってこないので、のんびりできる。さて、次は梅でも見にいくか。山の中は結構、賑やかだが、昼過ぎの江戸屋は狙い目である。

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江戸屋のHP: こちら