シダンゴ山と蝋梅園を巡り、寄に戻ってビールで喉を潤した後、さて次は新松田駅前まで戻り、汗を流しに「松田健康福祉センター」までテクテク行くことになるのだが、バス停は観梅客で長い行列。しかもバスは小さいので、一回で乗り切れるかどうかもあやしい。ならばビールが入って気が大きくなったところで、タクシーを呼び、松田健康福祉センターへ直行することにした。
昨年の4月に、思わぬ男風呂の故障でひと風呂浴びれなかった、松田健康福祉センターにある「健楽の湯」(その時のレポはこちら)。今回、漸く入ることが出来た。建物は公共施設らしく味もそっけもない。山北駅前にある山北町健康福祉センター「さくらの湯」と似たり寄ったり。
風呂場も3階にある。受付時間は16時までとのことで、これは結構、山帰りにはキツいが、役場の運営じゃ仕様がないか。2時間までだったら400円、3時間までとなると500円とのこと。もう、1時間すら無理な時間なので、当然400円を券売機へ投入し、入浴券を係員へ手渡す。券を渡してしまうと、帰る時に果たしてその客が2時間を超えているのかどうか、判らなくなってしまいそうだが、その辺は自己申告という、大人の扱いのようだ。つい、みみっちいことを考えてしまう。
浴場はカランが6つだけで、少々こじんまりとしている。団体がやってくると洗い場で渋滞が発生しそうだが、今日は程々の入りというところ。我々も含め、客の半分以上は、山帰りの格好である。湯は温泉ではないようだが、塩素臭は無い。浴室の窓は開放感たっぷり。ちょうど西に面していて、目の前は酒匂川、その先には箱根の山と富士山が望める、なかなか良い眺め。これだけは明らかに「さくらの湯」より上だ。
風呂上がりは休憩室。しかし、残念ながらソフトドリンクの自動販売機しかない。此の辺も「さくらの湯」とそっくりだが、「さくらの湯」には目の前に「ポッポ駅前屋」がある。ここは周りに何も無い。休憩室にいて、他の皆が出て来るのが待ち遠しい。そこは重大な欠点。せめて冷蔵庫でもあれば・・・。

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