公共交通機関利用派としては、道志の山はとっても行き難い山域のひとつ。最寄りはJR藤野駅か、富士急都留市駅からタクシー利用するしかない。どちらからでも7,000円以上かかるので、なるべく大人数でないと、出費が少々痛い。今回は、参加人数が二転三転したが、結局4人と云うことで落ち着いたので、リーズナブルな人数になった。
狙いは赤鞍ヶ岳から菜畑山までのトレースだったが、思った通り(?)尾根上には積雪があり、特に朝日山から先はラッセルが必要だったので、あっさりその時点で断念。ほぼ一日中良い天気で、富士山が良く見えた。
竹之本の集落に下りたら(山の記録はこちら)、やはりビール。「道志宿」というドライブインのような大衆食堂がある、和出村を目指して「道志みち」をてくてく移動。さすがにこの季節はツーリング族はおらず、静かな街道である。
10分ほどで「道志宿」に到着。いつもは、このような店に到着すると、開いているか閉まっているかで少々ドキドキするが、今回は予め、なおちゃんが店の営業状況をリサーチして呉れたお陰で、安心して入店。中に入ると、目の前にストーブが暖かい。奥にはテーブル席がずらっと並んでいて、右側に座敷。意外に広い。焼酎のキープボトルがずらりと並んでいるので、夜は居酒屋になるのだろうか。女将さんがお出迎え。さっそく生ビール(600円税込、以下同様)を注文。山中ではほとんど水分を取らなかったせいか、やっぱりビールが美味い。
メニューを眺めると、基本的には定食屋のようだが、うな重もある。蒲焼の大きさが気になるものの、1,400円は破格に安い。山女重(900円)なんてのもある。どんなものか興味が湧く。一品料理もそれなりにある。鹿さしみ(1,000円)は、感染症が気になるので少々躊躇う。結局選んだつまみは、馬もつ煮(600円)と焼き餃子(500円)。どちらも普通以上に美味い。馬もつ、なかなかお目にかかれないが、臭みは少ないようだ。漬物もサービスでいただいた。
最近、「日野出屋旅館」で立ち寄り湯が出来なくなったので、道志にやってくるモチベーションがやや殺がれた感じだが、「道志宿」があれば安心。菜畑山リベンジではまた寄らせてもらおう。

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