年が明けて既に1ヶ月も経って、いまごろ去年の総括をするのもナニですが、レポートそのものが1ヶ月遅れとなっている現状を鑑み、何卒ご理解下さい。順位付けは、全く個人勝手な、気紛れ的印象によるもの、くれぐれも大目に見て下さい。それでは先ず、第10位から第6位まで。

★第10位 天子ヶ岳・長者ヶ岳&毛無山

025 田貫湖と富士。

とにかく天気が良かったせいもあって、胸やけする程、富士山を見た。もう当分、富士山は結構、と思ったが、その後も結局、見続けている。この頃はシルエットだけで、どの方向から見た富士山だか判る(ような気がするだけかも知れない)。「休暇村富士」は口コミ通りに良い宿だった。この宿無くして、この山旅は有り得なかった。毛無山は標高差が大きくて、アルプス並みのしたたかな登りが続くが、そんな山を一日二回も登ると云う人がいて、たまげた。

★第9位 御座山&茂来山

032 山頂に到着。

どちらも、行こうと思ってなかなか行けなかった山だったので、ようやく安堵できた。どちらの山頂からも八ヶ岳が目の前だったが、その他に普段馴染みが無い形の山並みが見えたことが印象的。こっちの里からむこうの里へ、繋いで歩くのは楽しい、と感じた。やっぱり、単に往復では山旅という感じがしない。積雪期だったせいか、殆ど人と会わないところも良かった。結局、あまり手垢が付いた山は好きではないので・・・。

★第8位: 斑尾山&鍋倉山

087 稜線はもうすぐ。

残雪期のブナを求めて行ってみたが、芽吹きにはやや早く、積雪も少なくて(特に斑尾山)ちょっぴり残念。それでも鍋倉山の、見渡す限りのブナの森と、雪の白と空の青さのコントラストはとても印象的。今度は、芽吹きのタイミングを狙って是非、もう一度行ってみたい。民宿岸田屋の食事も、見栄えはそれ程でもないが、何気に美味かった。

★第7位: 双六岳&笠ヶ岳

182 端正な笠ヶ岳。

昨年の夏のメインイベント。そもそも笠ヶ岳は初めてだし、双六岳も30数年ぶりだったので感慨深い。天気もまずまず恵まれた。それにしても、鏡平は良い処にある。ウッドテラスで呑んだ生ビールは、堪えられない美味さだった。これほど喉が渇いた山も、記憶に無い。抜戸岳から笠ヶ岳へ至る稜線漫歩は、北アルプスならではの醍醐味。笠ヶ岳からクリヤ谷の下りもそれなりに絶景なのだが、さすがに飽きる。そして、なんだかんだ皆さん、良く歩いた。

★第6位: 恩若峰~源次郎岳~ペンションすずらん~棚横手

094 しかし今日の主役はやっぱり富士山。

是非、ペンションすずらんに泊まろうとして、そのために付随的に捻ったプランだったが、思っていた以上に良くて心に残った山旅となった。天気が良かったのも大きい。特に2日目は、薄いもやが谷間に溜まり、幾重にも連なる山の陰影が強調されて、とても印象的な風景だった。富士山が、ピカピカ輝いていた。そして、山旅はそれなりの距離を歩かないと印象に残らないものだと、つくづく感じた。