明治神宮での結婚式に参列。式は随分と久しぶりだ。ちょっと早めに来たので、門のあたりをウロウロしていると、あっちでもこっちでも結婚式に臨むカップルが、屋外で記念撮影したりしたりしている。良い天気なので問題ないが、雨だったらどうするのだろう。
今日は大安吉日、控え室がある建物の入口に掲げられた名前リストを数えて見ると、18組もの結婚式が行われるようで、まさに分に刻みで進行中だ。
結婚式は行進から始まる。参列するものは、当事者の二人の後ろにずらりと並び、行列のまま南神門から式場まで練り歩く。辺りは参拝客(特に外国人観光客が目立つ)が大勢いるので、さながらパレードのようにカメラやスマホの餌食になる。白無垢と羽織袴姿の花嫁花婿の行進は、観光の対象そのものなのだ。
式の後は披露宴、送迎バスで明治記念館へ移動。代々木から信濃町まで総武線に乗った方が早いのでは、と思う程、ノロノロ運転状態。やっと辿り着いた明治記念館は、庭もエントランスもかなり立派。
昨今、地味婚か、披露宴無しなんてケースもあるようだから、こういった施設は経営が大変なのでは、と思っていたが、全然そんなことはない、かなり繁盛しているように見える。入口に書かれた披露宴会場の案内によれば、今日は16組が予定されているようである。やっぱり明治記念館は、明治神宮が経営しているんですかね。だとすれば、法人税の面では優遇されているだろうから、民間の施設に較べれば経営は恵まれているのだろう、なんてどうでもいいことを考えてしまう。
曙の間が控室。通路から広い庭を見渡すことが出来、ここにもウェディング姿のカップルがあっちにもこっちにもいて、記念写真に余念が無い。庭を隔てた向こう側にも披露宴会場があるが、全面窓ガラスになっていて、中の様子が良く見える。出し物をやっていたり、ケーキ入刀中だったりが丸判りである。この建物は、明治記念館創業当時のものらしく、憲法記念館と名前が付いている。調べてみると、明治憲法の草案審議が行われた部屋なのだそうな。
我々の披露宴会場は2階の富士の間。かなり広いし天井もやけに高い。姪の晴れ姿を拝みつつ、豪華な料理と酒(専らシャンパン)に舌鼓を打った。

DSC04478

DSC04479

DSC04480

DSC04481

20161223_151552

20161223_161003

20161223_165109

20161223_173203 (1)