今年の5月以来のグルメ列車の旅。今回は、軽井沢、長野間を走る「ろくもん」が目当て。それなりに混んでいるようなので、前もっての予約が必要である。終点は長野だが、もちろん、長野へ行くことが目的ではない。この手の列車は、これに乗り、ランチなりをいただくことが目的。
軽井沢駅から篠ノ井駅までの間は、云わずと知れた「しなの鉄道」。第3セクターに移行した頃は、赤字経営が続いていたが、この頃は黒字を維持し続けていて、好調を持続している様子。「真田丸」景気が終わった後が、しなの鉄道と「ろくもん」の真価を問われる時期かも知れない。
「ろくもん」の収益について、勝手に大雑把な試算をすれば、週4日、1往復とすると年間ざっと約3億円の売り上げ。しなの鉄道全体での売り上げが約44億(2016年3月期)とのことなので、売上全体に占める割合はそれほど大きい訳では無いが、利益率はそれなりにありそうなので、しなの鉄道の経営には貢献しているように見える。
「ろくもん」は運行開始から3年目とのことで、小生も漸く乗車。ホームに下りると、すでに「ろくもん」は入線している。3両編成で車両毎に座席、テーブルの配置が異なる。我々は2号車で、座席は何故か、全て浅間山側を向いている。乗客は、ほぼすべて、おばさん集団か、中高年夫婦。
発車時刻に近付くと、法螺貝を鳴らすパフォーマンスを女性乗務員が行う。基本的に、「ろくもん」の乗務員(アテンダント)は全て女性だ。皆さん、しなの鉄道の社員なんでしょうかね。「ろくもん」の運転は週4日。「ろくもん」を運転していない時は、皆さん何をやっているんでしょう。
まだ発車していないうちから、飲み物が振舞われる。我々はワインを所望。ラベルを見ると、ヴィラデスト・プリマヴェーラ。玉村豊男氏がオーナーの、この「しなの鉄道」沿線にあるワイナリーで醸されるワインだ。ワインを呑んでいるとやがて、ゆるやかに発車。駅長さんが手を振ってお見送り。車両の揺れ方は、いすみ鉄道に較べるとかなり小さい。
発車して間もなく、料理がやってくる。先ずはきのこの洋風茶碗蒸しとパン。洋風茶碗蒸しは、いわゆる茶碗蒸しとはだいぶ違うシロモノ。ほんのひと口で無くなってしまうので、味が良く判らない。パンに付いてくるジャムは「沢屋」のものだそうだ。次に出て来るオードブル盛り合わせは、軽井沢の「アトリエ・フロマージュ」の料理。ちなみに食後のコーヒーは「ミカドコーヒー」とのこと。所々で、軽井沢好きには気になるブランドが顔を出す。
そしてメインディッシュのプレート。どれもなかなか美味いが、やっぱりひと口で無くなってしまうので、ゆっくり、ちびちび喰う必要がある。デザートはチーズケーキ。これらをゆっくり、2時間以上かけていただかなくてはならないわけだが、道中、「ろくもん」は途中駅にゆっくり停車し、土産物を買ったり、鎧兜を身に付けた駅員の歓迎を受けたりするので、時間を持て余すことはない。料理のボリュームは、いささか育ち盛りには不満が残るので、「ろくもん」は、まさしく中高年がターゲット。
この「ろくもん」ならではの、時間の進み方があるような気がする。この次に乗る機会があれば、3号車に乗ってみたい。

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