今回の山は、山行計画(目的地)を二転三転、変更したところからケチが付いたと云えるかも知れない。そのおかげで、何処かの山ノ神(大峰か、雁ヶ腹摺山の神か)の怒りを買ったらしく、結局、関八州見晴台から下りて(山行記録はこちら)、汗も流せず、ビールも呑めないまま、黒山BSから越生梅林入口BSまで悶々とバス移動。下りれば直ぐ目の前にある、目当ての「梅乃里」に到着。気付いてみれば、およそ4年ぶりの入店である。前回は、なんと10人でやってきた(前回の記録はこちら)。
今回はこぢんまり4人。先客は2組。この店は、通い出してかれこれ20年ぐらい経っている。最初は、梅見を目的に越生梅林までやってきて、何の前知識も無く飛び込みで入ったのがきっかけ。以来、忘れない程度には時々来るようになり、この頃は梅が咲いていなくても、この店目当てに来るようになった。やはり、中休みが無いのは、山から下りて入る店としてとても使い勝手が良い。
もちろん、山の帰りと云うことになれば、近所の山とセットで来る必要があるが、この界隈の山となると必然的に、真夏は避けることになる。いつかまた、梅見のついでに寄ってみたい。今回は、二日前に降った雪に触発されての訪問である。
ともかく山から下りたら、先ず喉の渇きを癒すべく、ビール(中瓶520円税別、以下同様)を呷るしかない。ふーっ。まったく、山から下りてビールまでの時間が長いと、精神衛生的に宜しくない。山でストレスを溜めるなんぞは、本末転倒も甚だしい(大げさ)。今後は何れにせよ、覚悟を決めて山から下りることになりそうだ。
さて、つまみをいただこう。焼き味噌(400円)と、だし巻き玉子(630円)と、かもの柳川(1,500円)が登場。ビールの後はやはり日本酒で。この焼き味噌があれば、何杯でも酒が呑める。今のところ、「こいけ」無き後は、ここに優る焼き味噌は見当たらない。ここに限らず、かもの柳川を喰うのは初めてだと思う。かもの柳川は有りそうで無い。酒にぴったりだし、ボリュームもたっぷりだ。
締めはせいろ。つるつるしこしこは健在だ。Woodyさんはつゆそばを注文。なかなか美味そう。麺は、せいろと違って、平打ちだ。
ともかく、「梅乃里」の存在は益々有りがたい。山から下りてここに来るまでの時間(さらには、ニューサンピア越生にある「梅の湯」で汗を流す時間も含め)、我慢するだけの価値は、ここにはある。

25 仕方ないので梅乃里へ直行。

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