山形ツアー初日は、蔵王山登山。2本のロープウェイを乗り継げば1,660mまで行けるので、楽チンだなんて甘く見ていたら、結局1,736mの地蔵岳まで登るのが精一杯で、熊野岳、刈田岳まで到底辿り着けずに敗退した。
行きのロープウェイ(2本目)に乗っていた時、偶々乗り合わせたロープウェイ会社の社員が「風速25m/sまでは蔵王ロープウェイは止まらない。それ以上でも安全性には問題ないが、乗っている人間が酔ってしまうので止める」と胸を叩いていたので、其処まででは無かったのかも知れないが(樹林帯の上の吹きっ晒しは、もっと強そうだったが)、とにかく上は吹雪状態で、風が強かった。
雪(霰?雹?)がビシビシ顔に当たって痛いのもさることながら、強風で真っ直ぐ歩けず、険しい場所だったら誰かしら転げ落ちる恐れもあったので、早々にやめてロープウェイ駅に戻った(山の記録はこちら)。そうなれば目指すは「レストラン山頂」。店内は閑散としていて、客は数人程度。店の従業員数と大差ない。我々5人は貴重な客である。
それにしても、外にいた時間はせいぜい1時間だったが、ジャケットもパンツも八甲田山的バリバリ状態。それが、暖かい店内に入ると一気に融けてずぶ濡れとなった。テーブルの周りは水浸し状態となり、店員の目も気になるところだが致し方ない。
罪滅ぼしにさっそく生ビール(中700円税込、以下同様)を呑むとしよう。ビールのお供は、米沢牛コロッケ(300円)にした。山形だったら玉コンニャク(1串100円)じゃないのか、と云われそうだが、まだその美味さに開眼しておらず、ビールの肴にはなりそうにないので見送った。
ビールを呑んで、ようやくひと心地ついた。まだ、昼時だがもうひと仕事終わった。もうちょっと粘れたかも知れないが、どうせ熊野岳までは行けなかった(たぶん山頂直下はそれなりに斜度がある)と考えれば結果は同じ。甘く見ていた分、あっさり撥ねつけられ、ぎゃふんと云ったところだが、吹雪の中の彷徨はそれなりに堪能した。窓の外は樹氷と吹雪、氷の世界なのに、こちらはぬくぬくと暖かいところでビールをいただく。極楽、極楽。 

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