国師ヶ岳&石楠花新道から下りたあとの帰り路は、久しぶりに立川で途中下車。女子連のご要望にお応えして、「ずくなし」へ行くこととなり、念のため予約まで入れて5人で入店。今回で3回目(前回のレポはこちら)。この店は、ひと手間かけた料理も勿論それなりに美味いのだが、モノトーンな店内の雰囲気が和める感じがウケるのだろうし、更に店主の物腰の柔らかさも、この店の味であることは間違いない。
店の入口は、茶室の躙口ほどではないが、十分屈まないと入れないほど鴨居が低い(敷居も低い)ので、リュックサックを背負ったままだと尚更入り難い。何故か、前回訪問時からこの入口に変わったのだが、このせいで、隠れ家度がさらに向上したのは確かだと思う。
そう云えば、穂高駅近くのうどん屋(店名は失念)で、この店以上に鴨居が低い店があって、実際に頭をぶつけたことがある。するとその店の偏屈親父から、頭(ず)が高いと世の中は渡れないゾ、などと講釈を受けた記憶がある。あの店は今どうなっただろうか。話が逸れた。
我々5人の予約席は、前々回(その時のレポはこちら)と同じ、小上がりの板の間。先客はカウンター席に数人と、小上がりに一組。予約していなかったら入れなかったかも知れない。この頃、繁盛しているようである。若い女性店員は、前回は見掛けなかったので新人か。店主が色々教えている様子。
ふとテーブルの上を見ると、箸置きが今日はネコジャラシ(エノコログサ(狗尾草)、花言葉は「愛嬌」)ではなく、ランの花(デンファレ、花言葉は「わがままな美人」)だった。飲み物は、もう日本酒にしようと、ゆきつばき(680円税別、以下同様)。料理はここの定番、クリームチーズの味噌漬け(580円)、チーズのポテトサラダ(450円)、肉豆腐鍋(480円)、地鶏のたたき(680円)、さんま刺し(680円)、やげん軟骨炭火焼(680円)、豚バラの薫製(580円)、エイヒレ(480円)、炙りしめサバ(680円)と、流石に5人もいると色々注文。締めにうどんを喰いたい!という声も出たので、釜玉うどん(450円)と明太子うどん(580円)も注文。皆さん、食欲旺盛である。料理は其々美味かったが、今日は客が沢山押し寄せたせいか、いくつか地酒を切らしていたようだ。普段は、日本酒を呑む客が少ない?ので、我々の様な日本酒党がやってくると忽ち在庫が無くなるのかも知れない。
ここ「ずくなし」は、呑み放題コースも始めたようなので、そのうち宴会にでも来ることになりそうだ。凸さん来るよね?

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