塩山タクシーのお陰で、良いタイミングで塩山駅17時05分発の「ホリデー快速ビューやまなし号」をキャッチできた。「秋の日は釣瓶落とし」とはよく云ったもので、もうすっかり日暮れ時、まわりの山々も見難くなっているが、いちおう2階席を確保。その後も、停車する度に乗客は増え、立川に着く頃にはほぼ満席状態となった。
席に着いたら、速やかに酒ボトルとコップを取り出す。今日の酒は、秀鳳・純米大吟醸・山田錦47・生原酒27BY。精米歩合47%の大吟醸だが、ごく普通の純米吟醸並みの値段(3,000円/1.8L)で買える。4合瓶だったら1,200円相当する訳だから、テーブルワイン並みの価格。香りも程良く芳醇、旨味と酸味のバランスもいい加減であるなのでCPは申し分ない。この頃、秀鳳を呑む機会が増えて来たように思う。
今日のつまみは、くまちゃん持参の「じゃがポックル」となおちゃん持参の「ふんわり削りいか」。前者はカルビーが販売しているものだが、北海道限定なので、お土産として人気商品になっているとの由。塩味は控えめで、素朴な味わいが受けているようだ。「ふんわり削りいか」は、最初食べたときのインパクトはなかなかだった。いかの乾き物は数多あるが、ここまで薄く削ったシロモノは無かった。これならば多少歯の弱い者でも、問題なく齧れるし、そのまま、お好み焼きの具になりそうである。
毎度のことながら甲斐大和に停車すると、窓の外の登山客を気の毒に思いながらも、自分じゃなくて良かったと、僅かな罪悪感と安堵感との間で揺れるひと時を過ごす。それも、10分近くも停まっているのだから、いたたまれない。
その後は、大月を出れば相模湖まで停まらない。まこと、この電車は郡内の山に登った人には不親切である。逆に云えば、この電車を上手く使うととても効率よく、国中の山から帰ってくることが出来る、という訳だ。今回はその最たる事例と云える。
相模湖駅を出た「ホリデー快速ビューやまなし号」は、その先、高尾、八王子、立川と、さすがにターミナル駅には停まる。今日はこのあと、立川で途中下車することになったので、多摩川鉄橋を渡ったらコップとボトルを片付けるとするか。

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