那須ツアー2日目、今日はわずか2時間だが、いちおう山歩きは終了したので、さっぱり汗を流そうと温泉を目指す。那須には日帰り入浴が可能な施設はそれなりにあるが、やはり「鹿の湯」を素通りする訳にはいかない。何しろ開湯1,300年を誇る由緒正しき湯だ。雰囲気も含め、ほぼ全ての点で申し分ないが、唯一、ビールの販売が無いのが玉にキズである。
バスで移動中から、もう皆の心は風呂上がり後の、「那須観光やな」の鮎に飛んでいる。やがて那須湯本に近付き、バス通りから見下ろすと、鹿の湯の周りには多くの車が駐車している。こりゃ混んでいるようだ。芋洗い状態はイヤだなと思いつつ階段を下りて行くと、渡り廊下や入口付近で所在なさげに屯している輩が多い。ここは無料休憩室が無いのでこんな状態になってしまう。
帳場で620円を支払い、渡り廊下を進み男湯へ。脱衣所と風呂場を見渡すことが出来る。手前の湯船は人で埋まっているが奥は空いている。それもそのはず、6つある湯船の内、奥は46℃と48℃。もう、ゆで卵が出来そうなほどの温度だ(ホントは58℃辺りから凝固が始まるので心配いらない)。
脱衣所には注意書きの貼紙があり、48℃の湯船に入る際、先客がいる場合には、波を立ててはいけない、と書いてある。そのような経験は無いが、うそのようなホントの話である。昔、テレビのCMで、今は亡き「古今亭志ん朝」が、我慢しながら熱い湯船に浸かっている状態で、湯に入っていたもうひとりが湯から上がろうとすると、「動くんじゃない!」と一喝していたのを思い出した(何のCMか覚えていないので、CMとしての効果は無かったかも知れない)。
小生はもちろん、そんな湯船には入らず、一番手前の41℃にゆったり浸かる。ゆったりと云ってもせいぜい5分ほどで上がり、さっと着替えたらさっさと湯本温泉街に戻る。
まだ10時10分、何処かビールを呑めるところが無いかとうろうろしてみるが、当てにしていた「Licca nasu hutte」も、「青木屋」も、「とらや食堂」も開いていなかった。この天気のせいだろうか、と雨に濡れながら暫し途方に暮れる。
そうこうしているうちに、唯一「蕎麦専科麺之匠」に暖簾が出たのを見届け、「やったー」と思って、後からやってきた皆に伝えたところ、3人とも「那須観光やな」へ一刻も早く行きたいらしく、間もなくやってくる10時40分のバスに乗ろう、と云い出したので、結局そこで取材はボツ。この先バスの中で、暫くの間、悶々とすることとなった。

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