今日は結局、雨には降られなかったので、それなりに気合さえ入れれば、近所の低山の一つぐらいは登って来れたような気がするが、ペンション宿泊ですっかり頭も身体も弛緩すると、もうそれどころではない。だいたい、「ペンション・ベリーベリー」で、朝食を抜きにするなんて、畏れ多くて出来ないし。
ともあれ、呑んで喰って、大人の休日を楽しんだ。名残惜しいが帰るとするか。小淵沢駅に戻ると、相変わらず構内も立ち喰い蕎麦屋も混んでいる。よく見ると、跨線橋の手前が工事中だ。この長閑な雰囲気の駅舎も建て替えられてしまうのか。残念なことだが、どうせ建て替えるならば、ここにしか無いような個性的な駅にして、何百年ももつような(例えば、パリのサン・ラザール駅のような)建造物にして欲しいものだ。
「あずさ52号」が来るまで未だ時間があるので、駅に併設された「デュオレール小淵沢」という、洒落た名前の土産物屋に入って、少々物色。ここも大変な賑わい。何故こんなに人が集まるのか。昨今、車での移動・観光がメジャーなはずなのに、こんな辺鄙な駅(失礼!)の土産物売り場が混んでいるのは、いまいち解せない。
そろそろ時間なので、改札口を入る。地下道を潜って中央線のホームへ移動。小海線のホームへ行くには、中央線のホームを経由して跨線橋を渡っていく必要があるので、改修工事が終了すれば、その点で利便性は高まるのは間違いない。小淵沢駅のホームは、小海線、中央線に限らず、屋根が非常に限られた部分しかないので、雨が降っている場合には、屋根の下で待機し、列車が到着すると同時に目的の車両へ駆けて行くことになる。たぶん、この点も今度の工事で改善されるのだろう。どうも、利便性とノスタルジーは両立しない。 
臨時の「あずさ52号」に乗車。かなり空いている。やはり、臨時列車の方が指定席を取り易いようである。席に着いたら、昨日の残り酒を取り出す。車窓から見える山々は低く垂れ込めた雲に覆われていて、山岳同座はできない状況。それでも、雲の中に隠れた甲斐駒ヶ岳や、地蔵ヶ岳のオベリスクの姿を思い描きながら、ちびちびやった。

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