せっかく「はやぶさ温泉」に来たので、近くにある恵林寺の境内をぶらぶら寄り道。この寺の山号は乾徳山。そう、まさしくついさっき登って来た山である。戦国末期、織田勢の焼き打ちにあった時、住職だった快川和尚が発したとされる「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」でつとに有名である。境内には、精進料理を出す「一休庵」という茶屋があるので、いつか寄ってみたいと思っている。
歴史の香りに一寸だけ触れた後、ついでにその直ぐ南側にある「機山ワイナリー」(正しくは機山洋酒工業)に寄ってみることにした。ここは何年か前から個人的に気になっていたワイナリー。以前、「キザンファミリーリザーブ」という赤ワインを呑んだことがあり、その複雑な香りと味の深みに驚いたことがある。店頭価格が2,000円以下でも、このような日本のワインがあったのかと、少々感動した。
行ってみると、門構えは大地主の旧家然としていて、ワインというよりも日本酒でも醸していそうな佇まい。勝手に門を入ると右手に「機山ワイン館」と書かれた煉瓦造りの建物があるが、良く見ると「CLOSED」の表札。是非手に入れてみたかった「キザンスパークリング・トラディショナルブリュット」が、現在店頭販売のみとのことだったので楽しみにしていたが、誠に残念。
「CLOSED」の文字だけでは納得しない女子連は、ずんずん奥へ進み、母屋で直談判してくれたようだが、訊けば店主が外出する用事があり、今日は16時で営業終了とのことだった。次回は、山は適当に切り上げて(もしくは登ったふりだけで)、真っ直ぐここへ直行してみるか。

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